教育福島0076号(1982年(S57)11月)-020page

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二 福祉性と経済性の再認識

三 責任体制の充実、融和と協力

 

○営業方針

一 組合員に一般に親しめる会館づくり

二 やわらかなムードづくり

三 職員の格付による責任体制の充実・資質の向上

四 日常の利用者を大切に

五 フロント業先の強化

六 料理の単一化を防止する

七 仕入の効率的な運用

八 独立採算制に対する意識の昂揚

 

○組合員の婚礼利用の場合の特典衣裳代三〇パーセント割引、婚礼助成金三万円、記念品贈呈、会館一泊ご招待、控室無料、一周年食事招待。

○婚礼をご紹介いただいた人に・食事券のプレゼント。

○ご媒妁人に‥記念品贈呈。

 

以上運営状況など申し上げましたがみなさまが使い易い、使ってよかったといわれる施設にするべく精一杯努力していきたいと思います、尚一層のご利用をお待ちいたしております。

 

あづま荘から改修工事の概要

 

飯坂保養所は、昭和四,五年五月オ−プン以来今日に至っているが、この間に建築基準法、消防法、水質汚濁防止法等の改正による適合化、施設特に衛生設備等の老朽化に伴う改修。

更には利用者のニーズに適合するよら最善の対策を構ずることが今回の工事の全容である。以下部門別について述べると

 

客室

全客室のグレードアップ、空調設備の改修、壁面のソフト化、広縁の改修及び応接セット更新、洗面台の改善更新、洗服掛ボックス、踏込の改善、室内放送の室内踏込部への設置、客室から館外への直通電話への改善、非常灯の設置障子、天井、畳の改修等が主たる工事である。

 

大広間

三階大広間について、床の間部分の壁を移設し、和洋両用の会議室に改修する。

洋会議室として使用の場合は、二百名、和宴会場としても百八十乃至二百名まで使用できる構造とし、特に洋会議室として使用し易い自然採光を老えた明るい構造とする。

 

宴会場及び食堂

現有の第一食堂については会議室としても併用できる構造とする。

また、現在使用の小宴会室及び第二食堂を一部増築し、六十畳間の宴会場を設置する。

なお、二階小会議室についても照明等を工夫し、小グループによるおちついた雰囲気の会議室に改修する。

 

ロビー

全面的に改修し、豪華さを醸し出すとともに気楽にくつろげる構造、設備ともに一新し、フロントについても、気軽に立ち寄れるわかり易い構造とする。

 

浴室

洗場及びシャワーの増設、鏡の取付、脱衣スペースの拡張、サウナ風呂の新設等保養所にふさわしい浴室とする。

 

ゆとりのあるロビー

貸衣装の一部

 

貸衣装の一部

庭園からのぞむあづま荘完成予想図

 

庭園からのぞむあづま荘完成予想図

 

 

 

 


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