教育福島0083号(1983年(S58)08月)-037page
第十一条(年度)会計年度毎年四月一日より翌年三月三十一日まで
二 単位団について
(一) 育成会の活動 団の全体活動を把握しながら.バックアップする。指導部事業部だけでできないところ、例えば経済面を協力する。単位団の目標を決め、方針にそって指導部、事業部、育成会が協力して行う。
(二) 指導部の活動
ミニバスケットボール、ソフトボール、バレーボール、野球等の定期活動の指導にあたるのが指導部の役割である。
(三) 事業部の活動
児童生徒の長期休業中における活動水泳教室、キャンプ等の事業を企画立案、運営にあたる。
三 スポーツ少年団育成強化のための留意点
過密ダイヤの学校の現状から、スポーツ少年団の活動計画と学校における諸行事との綿密なる調整を図ることが学社連携をスムーズにする。指導員の情報交換、資質の向上を図るための研修を重視する。団員の父母と指導員、学校の先生方と指導員の話し合いの場をできるだけ多く設定し、連絡を密にするよう努める。
財政的な裏づけを確立するよう事務局より行政サイドへ要望する。
おわりに
今後、更に他市町村との交流試合を数多く持つようにすると共に児童生徒の長期休業中における事業部の行事に各団員の意識を高めるためのレクリェーショ,ン盛り込む必要がある。
他市町村との交流試合や事業部の計画に参加する団員の輸送の確保、そのためには、マイクロバス購入の予算化等の課題が残る。
更に、地域をあげて望んでいることは青年を中心としたスポーツクラブの結成である。青少年健全育成と地域社会づくりのために、スポーツ少年団の活動の振興を図りたい。
(社会教育課指導主事 小森勇)
表2 泉崎第二スポーツ少年団事業計画
スポーツ団員の交流キャンプ