教育福島0092号(1984年(S59)07月)-043page
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学校紹介
浪江町立津島小学校
六年 池田優子
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(校長 小松 真・児童数182名)
私たちの学校は、阿武隈山地の美しい自然に囲まれた標高四六〇メートルのところにあり、四月に完成したばかりの鉄筋三階建ての校舎で、毎日楽しい学校生活を送っています。
校舎のすぐ近くでは、新しい体育館の建設工事が進められています。また来年は、プールも完成するそうです。
全校生は一八二名ですが、これまでは、津島小学校と津島第二小学校に分かれていました。去年統合になったばかりですが、実際には津島小学校の津島分室、津島第二分室と区別して呼ばれ、別々の校舎で学習してきましたので、今年が新しい津島小学校の本当のスタートになります。
私たちの学校には、楽しい行事がいくつかあります。その中から、特色のあるものとして「お手玉大会」と「なわとび進級テスト」の二つを紹介します。
お手玉大会では、二個のお手玉を決められた時間内にはやく回す速回し競争や二個のお手玉を使った片手回し、変わったところでは、お手玉一個の背中回しなどがあります。
また、お手玉は、つゆ時の室内遊びの一つとしても取り入れられ、みんな真剣な顔でやっています。
なわとび進級テストで、十級から三段まで合格するには、交叉二重とびや三重とびなどの難しい種目を一定の回数以上とばなければなりません。
テストには六年間かけて挑戦しますが、毎年三月に、合格の認定証がいただけます。特に、初段以上の合格者には、全校朝の会で認定証が手渡されるので、早くそうなりたいとみんな一生けんめいがんばっています。
いま、私たちが特に力を入れていることは、だれとでも元気にあいさつすることとみんなで協力して明るく楽しい津島小学校をつくることです。
私たちは、先生方から「学校も立派だが、中にいる児童も立派だと言われるように」と、励ましの言葉をいただき、学校教育目標の「たくましい子」 「心の豊かな子」 「深く考える子」をめざし、みんなで力を合わせてがんばっています。そして、新しい津島小学校の伝統を築くつもりです。
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お手玉大会で
平田村立小平中学校
三年 片寄 満
ぼくたちの学校は、周囲が山に囲まれた、標高五百六メートルの所にあります。
学校は、昨年の三月に鉄筋コンクリート三階建て、乳白色に茶色のレンガづくりというモダンな校舎になりました。このことが、ぼくたちにいろいろな面で考える機会を与えてくれ、ぼくたちは新たな気持で、学習やスポーツに打ちこんでいます。
「心身ともに健やかで、明るく誠実に生きぬく人間の育成」−−これは、ぼくたちの学校の教育目標です。この目標を達成するために、1)学ぶ生徒2)あたたかい生徒3)働く生徒4)健康な生徒という具体目標があります。なかでも、「あたたかい生徒」については、日常生活に
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