教育福島0099号(1985年(S60)02月)-019page

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用いて簡潔にまとめることができるようにする。

 

四 学習意欲を高め、学習活動が一層効果的に展開できるよう指導法の改善に努める

 

(一) 個人思考と集団思考の関係に配慮しながら、児童が自力で問題を解決する喜びを味わうことができるよう工夫する。

(二) 児童の学力の程度に応じた目標を設定し、児童自身が学習の成果を知ることにより、意欲的、積極的に取り組むことができるよう工夫する。

(三) 教育機器の活用、資料提示の仕方学習形態等を工夫するとともに、個に即した適切な指導助言をする。

(四) 教材研究を深めるとともに、教科書の活用の仕方を工夫し、指導の効果をあげる。        {

(五) 指導と評価の一体化を図り、基礎的な知識、技能が一人一人に確実に身につくよう努める。

 

=中学校=

 

学習指導要領の趣旨や内容を十分に理解し、数学科の目標達成のため、基礎的な知識、技能を確かに身につけさせ、「数学的な考え方」を育成するよう、次の点について努力する。

 

一 数学の各領域の関連を考慮し、生徒の実態に即した指導計画に改善する

 

(一) 指導内容の関連や発展を的確に把握し、重点化を図って、時間的にゆとりをもたせる。

(二) 個々の生徒の実態を的確に把握するとともに、前年度の反省を生かして指導計画を作成する。

(三) 数量や図形に関する基礎的な概念や原理・法則の理解と技能の習熟に重点をおくようにする。

 

二 指導内容の統合及び重点化を図り、教材を精選して、指導の効果をあげる

 

(一) 各領域のねらいと内容を的確に把握し、取り扱いの程度、軽重、相互関連を考慮して指導を進める。

(二) 「数と式」「図形」の指導は、基礎となる領域としてとらえるとともに、体系的に取り扱い、指導の徹底を図るようにする。

(三) 「関数」「確率・統計」の指導については、具体的な事がらを通して見方・考え方が漸次育成されるようにする。

(四) 集合や論理的な見方・考え方については、必要に応じて適切に取り扱うようにする。

 

三 基礎的な知識の習得や技能の習熟と「数学的な考え方」の育成との調和を図る

 

(一) 基礎的な知識の習得や技能の習熟に当たっては、その過程を大切にするとともに繰り返し指導し、定着を図る。

(二) 既有の経験や知識・技能を新しい学習に適用したり、発展させたりすることができるよう、関連的な取り扱いに努める。

(三) 集合及び関数的な見方・考え方や

論理的に考える態度の育成に努める。

 

四 学習意欲を高め、学習活動が一層効果的に展開できるよう指導法の改善に努める

 

(一) 個人思考と集団思考の関係に配慮しながら、生徒が自力で問題を解決する喜びを味わうことができるよう工夫する。

(二) 生徒の学力の程度に応じた目標を設定し、生徒自身が学習の成果を知ることにより、意欲的、積極的に取り組むことができるよう工夫する。

(三) 教育機器の活用、資料提示の仕方、学習形態等を工夫するとともに、個に即した適切な指導助言をする。

(四) 教材研究を深めるとともに、教科書の効果的な活用の仕方を工夫し、指導の効果をあげる。

(五) 指導と評価の一体化を図り、基礎的な知識、技能が一人一人に確実に身につくようにする。

 

理科

 

=小学校=

身近な自然の事物、現象に直接働きかける活動を通して、自然を調べていく能力・態度を育て、自然に対して主体的な取り組みができるようにする。

更に、自然の規則性や特徴など、自然の事物・現象についての理解を図り自然についての認識を高めるとともに自然を愛する豊かな心情を培うようにする。このため、次の点に努力する。

 

一 児童・学校及び地域の実態に即し身近な自然を生かした指導計画に改善する

 

(一) 地域の自然や学校の施設・設備等更に、児童個々の経験や能力を把握し、実態に即した指導計画にする。

(二) 基礎的・基本的事項を系統的にとらえ、児童の実態等に即して指導内容の重点化を図り、ゆとりのある充実した学習活動ができる指導計画にする。

(三) 身近な自然の事物・現象に直接触れる活動を重視し、観察・実験を指導計画に適切に位置づけ、児童が主

 

 

 


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