教育福島0100号(1985年(S60)04月)-005page

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教育福島

 

'85 4・5月号 VOL.100

 

目次

 

−表紙絵・若松 光一郎シリーズ−

 

提言

国立磐梯青年の家所長 馬場新夫

 

特集

生涯教育の推進

 

「教育福島」誌100号の歩み

 

随想

告知板

教育庁新スタッフ活動開始・ほか

 

わかりやすい教育法令

定年制と退職勧奨

 

図書館コーナー

子どもの本について

 

研究実践レポート

要点を確かに読みとらせるには・いわき市立平第二中学校

 

教育センターから

昭和60年度研修・研究事業の概要

 

まちからむらからこんにちは

文化財少年団について・浪江町教育委員会

 

学校紹介

美術館だより

 

ふるさとの文化財

金沢の羽山ごもり託宣記録・ほか

 

羅針盤

行政費総額に対する公教育費の比率

 

博物館だより

 

表紙絵作者より

 

私の近況

私の抽象の作品が、この度表紙絵として使用されることになり大変光栄に思います。が、その反面どの様にみられるかいささか心配です。表紙に使用されます作品は県立美術館に収蔵されたもので、新制作協会展で発表した大きな作品です。一番小さいサイズで一〇〇号です。

この夏、いわき市立美術館で私の回顧展が企画されてますので、最近作として出品すべく一五〇号のカンバスを三点たてに並べ一点に見える様な構想で制作を進めています。市立美術館二階のフロアーは天井が大変高い空間なので小さい作品では絵が貧弱に見えます。図録にのせる印刷の関係でこの大作を四月一杯で完成させなければなりません。追いつめられた様な切迫した気持でここ二ヶ月間文字通りの画室ごもりです。作品が大きければいいと言うわけではありませんが、今、年老いても大作にいどんでみたい気持ちなのです。

 

〈表紙絵〉

〈表紙絵〉

「量」(くま) 若松光一郎 作

(キャンパス・和紙・ガゼインカラー・墨・他、145.0×194.0×194.0cm、1971年作、第35回新制作句点展出品、福島県立美術館蔵))

 

 

 


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