教育福島0109号(1986年(S61)02月)-004page
名画 散歩
「大原美術館所蔵品展」を開催
近代日本洋画の名作
関根正二(本県出身)の作品・ほか百点を展示
会期 四月十九日(土)〜五月十八日(日)
会場 県立美術館
県立美術館では、春の企画展として「大原美術館所蔵品展」を開催します。大原美術館は、昭和五年、大原孫三郎が洋画家児島虎次郎の業績を記念するために倉敷市に設立したものです。その所蔵作品は、内外の名画のほか、古代工ジプト美術、中近東の古陶磁、中国古美術など多方面にわたって質の高いものとなっており、多くの人々から親しまれています。
この展覧会は、大原美術館の特別のご厚意により、大原美術館所蔵の近代日本洋画百点を展示するものです。藤島武二、青木繁、安井曾太郎、梅原龍三郎らによる近代日本洋画の名作を、この機会にぜひご覧ください。<主な出品作品>
藤島武二「耕到天」/青木繁「享楽」/岸田劉生「竜女舞姿」「静物」/関根正二「信仰の悲しみ」/安井曾太郎「画室にて」/藤田嗣治「舞踏会への前」/梅原龍三郎「裸婦扇」/小出禰重「Nの家族」他
観覧料 予定観覧料( )内は団体料金
一般・大学生七〇〇円(五五〇円) 高校生五〇〇円(四〇〇円) 小・中学生三五〇円(二五〇円)
月曜休館(祝・祭日は開館。四月三十日・五月六日は休館)午前九時三十分〜午後五時(入館は四時三十分まで)
▲関根正二「信仰の悲しみ」
▲藤島武二「耕到天」
▲梅原龍三郎「朝陽」
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