教育福島0117号(1986年(S61)12月)-036page
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昭和六十二年度
県立高等学校生徒募集定員きまる
去る十一月十八日、県教育委員会は昭和六十二年度の県立高等学校の募集定員を発表しました。
その主な内容についてお知らせします。なお、各高等学校の募集定員数については裏表紙に掲載してありますので御参照下さい。
一、基本方針
(一) 昭和六十二年三月の各地域の中学校卒業者数や志願の動向を十分に考慮しながら、収容率の適正化を図るように努める。
(二) 入学志願者を可能な限り収容し、進学率を高めるために、学科新設、学級増並びに暫定増の措置を講ずる。
(三) 普通科と職業学科の募集定員比及び公立高等学校と私立高等学校の募集定員比は、おおむね現状を維持するものとする。
(四) 定時制の課程については、各学校の志願状況並びに地域の実態に対応するよう配慮する。
(五) 学校の適正な配置並びに学科の編制については、県後期中等教育審議会及び県産業教育審議会の答申及び審議経過に十分配慮する。
(注1 昭和六十二年三月の中学校卒業見込者数は三万一千六百五人で前年度比で八百三十八人の増です。)
二、募集定員(暫定増を含む)
表1、及び裏表紙を参照して下さい。
表1 募集定員(暫定増を含む)
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なお、暫定増については次のようになっております。
●県北地区〜
福島農蚕、川俣、安達東の各高校を除く十三校、百三学級について一学級あたり二人、計二百六人の増。
●県中地区〜
湖南、安積高校御舘分校の各高校を除く郡山市内校並びに須賀川市内校の八校七十三学級について一学級あたり二人、計百四十六人の増。
●いわき地区〜
小名浜水産、磐城農業、遠野、四倉の各高校を除く十校、八十七学級について一学級あたり二人、計百七十四人の増。
以上の暫定増の合計は、三十一校、二百六十三学級、五百二十六人となっております。
三、学校新設
福島南高等学校(仮称)
全日制課程の
文理科 二学級九十四人
国際文化科 二学級九十四人
情報会計科 二学級九十四人
(但し、暫定増を含む。)
四、学級増(表2)、学級減(表3)募集停止(表4)について
〜各表を参照して下さい。
表2 学級増
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表3 学級減
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表4 募集停止
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※ この募集定員は十一月十八日、県庁内で教育長により発表されましたが、その際、特に「各中学校においては、保護者と緊密な連携を図り、生徒の能力、適性の把握に努め、適正な進路指導に万全を期せられるよう切望する」との談話がのべられました。
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