教育福島0121号(1987年(S62)06月)-037page
福島県教育委員会
昭和六十二年度
第一回教育広聴会
地域の教育振興を考える
−地域の教育力の向上をめざして−
白河市(合同庁舎)で開催
去る六月九日(火)、白河市にある県白河合同庁舎において昭和六十二年度の第一回教育広聴会が開催された。
この教育広聴会は、例年各地区ごとに開催するもので、各地区の教職員、教育関係者及び地域住民から、本県の教育がかかえる諸問題等について意見を聴取し、本県教育行政の参考に資するとともに、よりよき教育行政の発展に反映させるために実施されたものです。
第一回目の広聴会は、テーマを「地域の教育振興を考える」として、県南地区の六名の意見発表者から、貴重なご意見・ご提言をいただきました。
以下教育広聴会の概要は次のとおりです。
◎意見発表者と視点
村越佐知子氏 (主婦)
「学校教育に期待するもの」
穂積 正夫氏 (歯科医師)
「教育行政と学校教育のかかわりについて」
坂井 周平氏 (西郷村教育長)
「人間ら」い成長をめざす教育の場の育成について」
八田部良夫氏 (白河二中校長)
「学校教育と関係諸機関との連携」
佐藤 幹雄氏 (白河市民課長)
「生涯教育の観点からみた公民館のあり方」
宗像 列郎氏 (県立白河高校長)
「高等学校教育の課題」
◎県教委及び教育庁出席者
福島県教育長 佐藤 昌志
県教育庁教育 次長 早川 俊一
同 総務課長 清木 孝悦
同 義務教育課長 皆川 新
同 高等学校教育課長 吉田 彌
同 社会教育課長 金田 浩一
同 保健体育課長 陸 勤
同 県南教育事務所長 岩谷 敬恒
◎傍聴者
白河市教育長 柏村 與一
表郷村教育長 深谷 浩基
塙 町教育長 根本 富敏
県立白河女子高校長 鈴木 茂
白河市立白河一小校長 松川 昭三
棚倉町立棚倉小校長 荒川 修治
矢祭町立矢祭中校長 江原 靖男
なお、詳細については、特集等で掲載する予定です。
福島県教育委員会
定例教育委員会議録から
★四月定例教育委員会(四/九)
報告事項
一、市町村教育委員会教育長の任命承認について
二、公益法人の設立許可について
三、福島県婦人教育指導員の委嘱について
四、福島県スポーツ振興審議会の建議について
★五月定例教育委員会(五/七)
報告事項
一、市町村教育委員会教育長の任命承認について
二、昭和六十一年度県立高等学校中途退学者の状況について
三、昭和六十三年度福島県公立学校教員採用候補者選考試験の実施について
★六月定例教育委員会(六/三)
議案審議
一、福島県後期中等教育審議会委員の任免について
二、福島県社会教育委員の解嘱及び委嘱について
三、福島県市町村公立小学校長の人事について
報告事項
一、市町村教育委員会教育長の任命承認について
以上が四月〜六月までの定例教育委員会の内容です。これらの審議事項、報告事項については、そのつどの委員会終了後、県庁内の記者クラブ室等で、教育長、あるいは担当課長等により記者会見という形で公表されています。
第1回の県南地区教育広聴会出席のみなさん