教育福島0122号(1987年(S62)07月)-003page
教育最前線……
来春開校へ向け起工式
−県中地区高等学校−
来年四月に開校予定の県中地区高等学校(仮称)の起工式が、六月十七日に県教育長を初め各方面の関係者が出席して、須賀川市滑川地区の建設現地で行われました。時代の進展に対応できる豊かな教養と専門的な知識や技術をもった人材の育成をその特色とする新しい学校は、情報電子科、情報処理科等の四つの学科を有する、二十一世紀に向かう時代にふさわしい実業高校です。
▲県中地区高等学校完成予想図
▲厳粛に執り行われた起工式
資質の向上を図る
−新採用教員研修会開催−
本年度の新採用教員に対する第三班の研修会は六月二十三日〜二十五日の三日間猪苗代町の磐梯青年の家で、県内小学校新採用教員百五十一名が参加して開催されました。「心にひびく授業を創る」の講演会をはじめ、教育内容、方法の協議会、野外活動等、教師としての基本的な資質の向上を図るための充実した研修が行われました。
▲野外活動の方法と実際を研修
国際化に実践力を養う
東北地区高等学校国際教育研究会ば六月十七日・十八日の両日、福島市飯坂のあづま荘で開催されました。東北各県から百余名の教職員及び教育関係者が出席し「国際理解教育をどのように実践しているか」のテーマのもと協議会、講演会、パネルフォーラム等に活発な意見の交換が行われました。
▲国際理解を深めるパネルフォーラム