教育福島0123号(1987年(S62)08月)-003page
教育最前線……
〜研究指定校活動から〜
意欲的な子どもの育成
−塙町立片貝小学校-
片貝小(石澤孝一校長、児童数五十名)では、文部省の研究指定を受け、「小規模校の特性を生かした個に応じた学習指導法の研究」に取り組んでいます。
児童たちが意欲的に発表する授業や児童集会、先生が一人一人に語りかげながら進める授業など、全教育活動を通しての実践によって、意欲的な子どもを育てる上での大きな成果を収めています。
児童たちが自主的に行う発表集会
発表力と実践力の育成
-只見町立只見中学校-
只見中(水戸昇校長、生徒数百三十六名)では、文部省の指定を受け「生徒指導総合推進校」として活動しています。
「させる生徒指導」から、「生徒と共にする生徒指導」への転換をめざす教師集団づくりをベースにして、自ら進んで行動できる生徒の育成をめざした研究を深めています。
活発なロングホームルーム活動
新時代を担う工業化学教育の未来と原点
日本工業化学教育研究会第三十五回全国大会は、七月二十九日〜八月一日会津若松市文化福祉センターに、全国工業高校教職員三百五十名が出席して盛大に開催されました。
標記の大会スローガンのもと、講演会、研究会表、分科会、全体会での研究協議等盛りだくさんの日程の中で、新時代に対応した工業化学技術教育についての研修を深めました。
実り多かった研究大会