教育福島0124号(1987年(S62)09月)-002page

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文化の窓

県立博物館・テーマ研究

近世の流通路

〜廻米を中心にして〜

歴史分野担当のこの研究は、旧会津領と旧南山御蔵入領を中心に、その周辺も含めた地域を対象として実施します。

主として会津藩の廻米(落内の余剰米を大阪表や江戸表へ送り、売却する米-蔵米ともいう)が、どのようをルートを経て、どのような手段で輸送されたかを、文書・絵画・輸送用具など具体的資料によって明らかにしょうとするのが目的です。

この調査研究の事業は、六十三年度に補充調査を継続したうえで報告書を刊行するだけでなく、同年度に企画展として広く県民の皆さんに発表します。

▼「六部国絵図-一須賀川市立博物館蔵一-県中〜県南地域の街道が描かれている

▲「小島問屋文書」(栃木県那須町渡辺太氏蔵)荷駄貨の定 ▲「小島問屋文書」(栃木県那須町渡辺太氏蔵)荷駄貨の定

▲「小島問屋文書」(栃木県那須町渡辺太氏蔵)荷駄貨の定

図屏風(部分)」(塩川町栗村喜久男氏蔵)阿賀川舟運の始発点塩川の河港風景

▲「風俗図屏風(部分)」(塩川町栗村喜久男氏蔵)阿賀川舟運の始発点塩川の河港風景

第三回企画展福島の仏像-会津の仏像-

会期昭和62年10月17日〜12月13日場所博物館企画展示室

本県の仏像彫刻を中通り、浜通り、会津の三地域に分けて展示します。

今回は第一回目で、会津の仏像を中心にしてこの地域の仏像の地域的、時代的な特色を明かにしようとするものです。


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