教育福島0125号(1987年(S62)10月)-004page
季節の中で……
〜勤労生産学習から〜
土に親しみ収穫の喜びを体験
郡山市立桜小学校
畑八アールに十種類の野菜等の栽培、水田十アールでの米作り。田畑を耕す苦労、収穫の喜びなど、自然との触れ合いの中で心豊かで、たくましい児童たちが育っています。
ダイコンの収穫をする子どもたち(桜小)
実りの秋、稲の刈取りをする子どもたち(桜小)
進んで実践する
鹿島町立鹿島中学校
鹿島中は、昭和六十一年度より勤労生産学習の文部省指定研究推進校として、目標に向かって協力し合い、進んで実践する生徒の育成=勤労生虚学習を通して問-を主題に授業や学年わくをはずした栽培活動に取り組んでいます。
全校生による田植実習を体験(鹿島中)
大きく実ったジャガイモを収穫(鹿島中)
バイオ乳牛誕生
県立岩瀬農業高校
同校の畜産科では、バイオテクノロジーによる受精卵移植に成功し、農業高校では初めてのバイオ乳牛を誕生させました。この最新技術はまだ成功率は高くはありませんが、生徒たちの熱心な研究と管理が実を結び、今後は優良乳牛の多生産が見込まれ酪農家からも大きな期待が寄せられています。
受精卵移植により誕生した子牛とともに(岩農)