教育福島0125号(1987年(S62)10月)-044page

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「語学指導を行う外国青年招致事業」

−本県への受け入れは二十名−

 

今年度からスタートした『語学指導等を行う外国青年招致事業』(文部省・外務省・自治省三省共同事業)により本県が受け入れる外国青年二十名が八月八日出福島に到着しました。青年たちは八月二日に来日、ただちに東京での一週間にわたる研修に参加し、終了後来福したものです。一日間の休養ののち、十日(月)、知事公舎での対面式に臨み、彼らを受け入れる各団体の代表と初めて対面、そのあと各々の新任地に向かいました。

この事業の目的は、福島県における外国語教育の充実を図るとともに、地域レベルの国際交流の進展を図ることを通じて、福島県と諸外国との相互理解を増進し、もって福島県の国際化の促進に資するものです。本年度は、アメリカ、イギリス、オーストラリヤ、ニュージーランドより二十名を招致し、県教委、市町村等に配置され英語指導助手、国際交流員として活動することになります。

また、二十名の外国青年のうち、県教育委員会が受け入れ、主に高等学校で指導にあたる「英語指導助手」五名は十一日(火)、教育委員室で受け入れ高校の校長・英語担当教員と対面し、各々の学校に赴任しました。彼らの任務は、各配置校で英語教師と共に授業を行うほか、要請に応じて地区内の高校、中学校やその他の教員の研究会等に赴き、授業や講演等を行うことです。彼らの来福により、県内高校生・中学生の英語力向上はもとより、外国人とのコミュニケーションという体験を通してこれまで以上に国際的相互理解が進むことが期待されます。

英語指導助手等とその配置校等及び市町村は次の表のとおりです。

なお、県内の各地で活動する外国青年たちの様子は本誌十二月号で紹介する予定です。

 

関係者となごやかに対面する外国青年たち

関係者となごやかに対面する外国青年たち

 

本県が受け入れた外国青年名簿と配置先

刀@米…アメリカ、豪…オーストラリア、英…イギリス、新…ニュージー.ランド

国籍の欄 米…アメリカ、豪…オーストラリア、英…イギリス、新…ニュージー.ランド

 

 

 


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