教育福島0130号(1988年(S63)04月)-040page

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福島県教育委員会

 

福島県教育委員会

 

昭和六十三年度県教育庁の新陣容

図書館長に大槻氏

 

昭和六十三年度の県教育庁の新スタッフが決定し、本県教育行政の推進に向けての活動を開始しました。

本年度の人事では、県立図書館長に大槻英郎氏(前職員研修所長)が就任しました。

以下主な方々を紹介します。

・県教育委員会

教育委員長 諸橋鐵二郎

委員長・職務代理者 初瀬 行雄

委員 鳴瀬 寛爾

委員 大和 郭二

委員 角田 道子

教育長 佐藤 昌志

・教育庁

次長 早川 俊一

次長 渡邉 貞雄

総務課長 清木 孝悦

財務課長 田中 淳一

義務教育課長 戸田 満夫

高校教育課長 安原  滋

養護教育課長 服部 秀文

社会教育課長 金田 浩一

文化課長 河上 聡朗

保健体育課長 氏家  仁

国体準備室長 岡本 光正

福利課長 加藤 衛

県北教育事務所長 室井 誠三

県中教育事務所長 佐久間睦夫

県南教育事務所長 岩谷 敬恒

会津教育事務所長 舘 美文

南会津教育事務所長 星 義夫

相双教育事務所長 松本 政哲

いわき教育事務所長 大河内宏通

福島県教育センター所長

皆川 郁夫

福島県養護教育センター所長

鴫原 弥

福島県立図書館長 大槻 英郎

福島県立美術館長 原田  實

福島県立博物館長 高橋 富雄

郡山少年自然の家所長 丹治 成男

会津少年自然の家所長 福田 五郎

福島県海浜青年の家所長

酒井 信人

福島県文化センター館長

邊見榮之助

 

生涯教育の推進方策、提言

−県生涯教育推進会議−

 

県生涯教育推進会議(議長・関口富左郡山女子大学長)は、四月十三日、三年間にわたる部会審議をまとめた提言「本県における生涯教育の推進方策について」を友田昇知事(県生涯教育推進本部長)に提出しました。

提言は、1)県民の生涯学習を促進する推進組識の機能の充実、2)市町村の生涯学習を進めるまちづくりの促進、3)生涯学習を推進する指導者の資質の向上、4)学習施設と施設間連携の促進5)学習情報の提供と学習相談体制の整備充実、6)時代の変化に対応する学習機会の充実と個人学習の援助、7)家庭・学校・地域の教育機能の活性化と連携、8)生涯学習の拠点となる生涯教育センターの設置の推進、の八項目からなり、県、市町村、民間一体となった活力ある学習社会を形成するための総括的な提言となっています。

今後は、提言の趣旨をふまえ、具体化に向けて行政、民間の連携のもとに対応していくこととなります。

また、この日は、県生涯教育推進会議の「総合調整部会」での検討テーマ「民間が実施する教育、文化事業との連携へ協力のあり方について」と、「振興部会」の「高齢化における学習機会の拡充方策について」の報告書も合わせて提出されました。

 

芸術、文化の振興のために

−斎藤清画伯、県に二千万円寄付−

 

「本県の芸術、文化の振興に役立てて下さい」と、日本を代表する世界的な版画家斎藤清さん(八十歳)=河沼郡柳津町在住1は四月十四日、県に二千万円を寄付しました。

贈呈式は同日午前十一時、県庁の知事室で行われ、斎藤さんは「会津に移り住み、県民の皆さんにお世話になっているお礼です。若い人のために役立てて下さい」と述べ、松平知事に小切手で寄付金を手渡しました。

斎藤さんはこれまで三百七十点の作品を県立美術館に寄贈されており、同席した佐藤昌志県教育長は「県文化振興基金の中で、若手作家の育成に役立つよう、県展での”斎藤清賞”の設置を検討していきたい」と、寄付金の有効な活用について述べました。

 

提言を友田副知事に提出する関口議長(右から二人目)

提言を友田副知事に提出する関口議長(右から二人目)

 

 

 


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