教育福島0132号(1988年(S63)07月)-002page
文化の窓
企画展案内
ヨーロッパ版画名作展
会期 七月二十三日(土)から八月二十一日(日)まで
会場 福島県立美術館
ヨーロッパの版画の歴史は、日本や中国よりも新しいものですが、技法の面では多様な発達を遂げました。この展覧会では.ショーンガウアー、デューラーからピカソ、シャガールまで、約三十人の画家の百六十余点の作品によって、五百年間に及ぶヨーロッパ版画の歴史と魅力を紹介します。
黒田清輝展
−近代日本画の巨匠−
会期 八月二十七日(土)から十月二日(日)まで
会場 福島県立美術館
黒田清輝は、フランス留学で得た光の表現に優れ、生気に◆れる印象派風の描写によって明治・大正期の洋画壇に大きな衝撃と影響を与えました。
本展では、東京国立文化財研究所所蔵作品の中から代表作を含め、油彩六十点・素描五十点等により、初期から晩年に至る黒田の画業を紹介します。
講演会「黒田清輝−人と芸術」
講師 三輪英夫(東京国立文化財研究所)
日時 九月十五日(木)午後一時半〜
会場 県立美術館講堂(入場無料)
観覧料
一般・大学生 七〇〇円(五〇〇円)
高校生 五〇〇円(四〇〇円)
小・中学生 三五〇円(二五〇円)
( )内は二十名以上の団体料金
休館日 毎週月曜日・九月十六日(金)
アルブレヒト・デューラー「アダムとイヴ」一五〇四年・エッチング
マルク・シャガール「サーカス」より1967年・リトグラフ
黒田清輝「湖畔」一八九七年