教育福島0133号(1988年(S63)09月)-048page

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意欲的な三十八名の若者に期待

−語学指導等を行う外国青年招致事業−

 

語学指導等を行う外国青年招致事業が二年目を迎え、三十八名の外国青年が来福しました。

本事業は文部、外務、自治三省の共同事業として政府が英語圏の諸外国から青年を招き、全国の都道府県、市町村が経費の一部を負担する形で受け入れるものです。

本県における外国語指導の充実と地域レベルの国際交流を図り国際化の促進に資するという趣旨のもとに、昨年度は二十名の外国青年が県立高校五校、と十四の市町村で活動し大きな成果を上げました。これを受けて、今年度は昨年度の二倍近い三十八名(新規二十九名、昨年からの継続九名)を招致し、彼らの活動の場も県立高校八校と二十五の団体へと拡大しました。

去る八月八日(月)には、来日後の研修を終えた一行が各赴任地への出発を前に副知事を表敬訪問しました。一語一語を確かめるような調子の日本語で自己紹介をし、今後の抱負を語る外国青年に対し、友田副知事は、「国際理解と相互交流を進める上での皆さんの大きな役割に期待しつつ、健康で有意義な福島滞在となりますよう祈ります」との歓迎の言葉を贈りました。

豊かな個性とあふれる程の情熱、そして強い使命感をもった三十八名の外国青年たちは八日の夕刻には任地に赴き、福島の人々とのふれ合いと相互理解に大きな期待を抱きながら県内各地で活発な活動を始めています。

 

今後一年間の抱負を述べ合う外国青年たち

今後一年間の抱負を述べ合う外国青年たち

 

38名の青年たちの配属先

 

 

 

 


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