教育福島0134号(1988年(S63)10月)-032page
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昭和六十三年度の美術館事業の概要および予定は次のとおりである。
1、企画展
(1)「巴里の詩−パスキンとエコ−ル・ド・パリ展1)」
パスキン、ローランサン、シャガールら今世紀前半パリで活躍した画家たちの作品百三十点を展示した。
(2)「近代日本の陶芸展」
加藤唐九郎、北大路魯山人ら五十六作家の作品約百六十点により、明治の初めから今日までの日本の陶芸の展開を辿り、作家の造形意識、及び陶芸観の変遷を浮き彫りにした。
(3)「近代ヨーロッパ版画名作展」
近代ヨーロッパ版画の魅力と歴史をデューラーからピカソ、シャガールまで、著名な作家の代表的作品約百六十点により紹介した。
(4)「黒田清輝展」
明治、大正期の日本洋画をリードした黒田清輝の初期から晩年に至る画業を、東京国立文化財研究所の所蔵品約百四十点により回顧した。
(5)「現代日本画展」
日本の伝統を受け継ぎ、技法や表現の上で、さまざまな展開を見せる現代の日本画を、代表的な作家の作品約九
表6 昭和63年度(財)福島県文化センタ事業実施状況
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