教育福島0135号(1988年(S63)11月)-049page

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美術館だより企画展

モネとその仲間たち

会期 十一月十二日(土)〜一月十六日(月)

会場 県立美術館

刻々と移り変わる自然の印象をありのままに描くことをめざした印象派の画家たち。その主張は、近代絵画に大きな変革をもたらし、また、彼らによって描かれた作品は、明るい光と鮮やかな色彩の輝きによって今も多くの人々を魅了し続けています。

その代表的存在ともいえるのがモネ・クロードで、彼はルノワールやピサロ、シスレー、マネ等と親交を結びながら、「睡蓮」、「ルーアンの聖堂」などの連作を含む数多くの作品を制作し、また、日本の浮世絵版画にも関心を示すなど、八十六歳で没するまで、終生を印象派の中心として活躍しました。

この展覧会は、モネを含む十五作家、九十点の作品で構成されていますが、そのほとんどが日本では初めて公開されるもので、印象派の魅力を充分に御覧いただける内容となっています。

休館日

月曜日、年末年始(十二月二十八日〜一月四日)、十一月二十四日(木)は休館

観覧料

一般・大学生 九〇〇円(七五〇円)

高校生 七〇〇円(五五〇円)

小・中学生 四五〇円(三五〇円)

※( )内は二十名以上の団体料金

美術館への年賀状展

美術館では恒例の「美術館への年賀状展」を開催します。

子どもたちの豊かな感性の表現をお楽しみ下さい。

主催・会場 福島県立美術館

展示期間 一月十日(火)〜二十九日(日)

内容 県内の小・中学生がハガキを利用して年賀状のために制作したものです。

モネ・クロード 「睡蓮」 一九〇三年

モネ・クロード 「睡蓮」 一九〇三年

モネ・クロード 「ウォータール橋、曇り日、煙」 1904年

モネ・クロード 「ウォータール橋、曇り日、煙」 1904年

マネ・エドアール 「スミレの花束を持ったベルト・モリゾ」 1872年

マネ・エドアール 「スミレの花束を持ったベルト・モリゾ」 1872年


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