教育福島0136号(1989年(H01)01月)-045page
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昭和63年
ふくしまの教育
ハイライト
県教育委員会では、昭和63年を振り返り、一年間のさまざまな出来事の中からその主なものをあげてみました。
特に順位はつけておりませんが、本祭教育のより一層の充実・発展のための参考にしていた溶きたいと思います。
第3次福島県長期総合教育計画
−第2期実施計画がスタート−
昭和63〜平成2年度の3か年を計画年度とし、国際化、情報化等の新たな時代に対応した具体的施策の推進を図る第2期実施計画が4月にスタート。
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情報化時代に対応
−「清陵情報高校」を開校−
全国でも特色ある情報電子、電子機械、情報会計、情報処理の4学科をもつ情報総合高校として4月に開校。本県における情報化対応教育の一層の充実が図られることになった。
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全国大会で、9連覇達成
−国体・自転車競技、安積女子高校合唱部−
京都国体における本県自転車競技の活躍はめざましく、9年連続総合優勝の輝かしい記録を達成。
一方、安積女子高校合唱部は、第41回全日本合唱コンクールで金賞と文部大臣奨励賞を受賞、全国初の9年連続金賞の日本一となった。
−県文化功労者に坂本氏、山本氏−
本県の教育・文化の振興・発展に功績のあった人に贈られる最高の栄誉、福島県文化功労賞に、芸術部門(能楽)の坂本淺次郎氏(いわき市)と、教育部門(社会教育)の山本ナカ氏(二本松市)の二人が選ばれた。
第50回国体開催に向けて、競技会場地決定
−国体準備室を独立設置−
第50回国体における40競技の会場地となる10市、16町、10村を決定。また、国体準備室を独立させて、組織の強化を図るとともに、競技施設の整備、競技役員等の養成に着手した。
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青少年フロンティア・アドベンチャーが好評
−自然生活へのチャレンジ推進事業−
大自然の中で心豊かなたくましい青少年の育成をめざす種々の事業を実施。特に、山奥で自給自足生活を体験する「青少年フロンティア・アドベンチャー」は大きな反響を呼んだ。
国際理解教育の充実を図る
−本県高校に初の「英語科」を設置−
高等学校教育の振興と国際化の進展に対応して、郡山高、会津女子高に本県初の英語科を新設。また、外国青年招致事業を拡大し、英語教育を通した国際理解教育の充実を図った。
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東北各県選手7,700余名が熱戦
−第15回東北総合体育大会開催−
東北ミニ国体といわれる第15回東北総体は、8月本県の8市4町1村において開催。東北各地から7,700余名の選手の参加のもと、京都国体への出場をかけて熱戦が繰り広げられた。
県下養護教育の成果を結集
−養護学校教育義務制施行10周年記念事業で学習作品、研究論文を募集−
昭和54年の義務制施行以来、今年が10年目。これを記念して、児童生徒の学習作品と教職員の研究論文を募集した結果、多数(作品139点、論文59点)の応募があり、養護教育の成果の結集をみた。
県文化三施設の内容充実
−博物館の入館者50万人を突破−
本県文化三施設である図書館、美術館、博物館が充実されるなかで、昭和61年10月に開館した博物館の入館者が8月21日現在で予想を上回る50万人に達した。
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