教育福島0139号(1989年(H01)06月)-039page
全校あげてむし歯追放
−「よい歯の学校」表彰式−
学校あげてむし歯予防に取り組んでいる小、中学校をたたえる「第三十三回よい歯の学校」表彰式が六月七日(水)、福島市の県歯科医師会館で行われました。
表彰式には、主催者側から大内忠昭県教育長、田代隆一県歯科医師会長職務代行者副会長、羽田孝夫福島民報社常務取締役が出席し、県内の小・中学校から選ばれた特別優秀校四校、優秀校二十一校の代表に各々表彰状と副賞を贈って、健康な歯づくりの努力をたたえました。
晴れの表彰を受けた学校は次のとおりです。
◇ 特別優秀校(四校)
▼ 小学校(三校)
福島市立月輪小学校
会津若松市立城西小学校
会津若松市立大戸小学校
▼ 中学校(一校)
飯野町立飯野中学校
◇ 優秀校(二十一校)
▼ 小学校(十七校)
福島市立水保小学校
岩代町立田沢小学校
岩瀬村立白方小学校
石川町立沢田小学校
石川町立野木沢小学校
白河市立五筒小学校
矢祭町立下関河内小学校
会津若松市立謹教小学校
会津若松市立赤井小学校
河東町立河東第三小学校
高郷村立高郷第一小学校
会津坂下町立坂下小学校
本郷町立本郷第一小学校
下郷町立江川小学校
相馬市立飯豊小学校
原町市立大甕小学校
いわき市立四倉小学校
▼ 中学校(四校)
福島市立福島第三中学校
福島市立北信中学校
福島市立吾妻中学校
霊山町立霊山中学校
なお、当日は前記の特別優秀、優秀校の他に努力校として小学校四十校、中学校十校が紹介されました。
特別優秀校の表彰を受ける各校の代表
県教育センターに情報棟を増築
県教育センターに、新しく情報棟が増築されることになり、その準備が進んでいます。
教育課程審議会は昭和六十二年十二月の答申の中で、社会の情報化に主体的に対応できる基礎的な資質を養うことの必要性を説いています。これを受けて本県でも情報化に対応する教育施策の充実に努めてきました。
既に、昨年度末には「学校におけるコンピュータ等の教育的利用基本計画」を策定し、コンピュータを利用する場合の基本的な考え方、利用方法、教員の研修の進め方等について具体的な指針を示しています。情報棟の増築は、指導に当たる教員に研修の場を確保して、その資質能力の向上を図ろうとするものです。
計画の概要によると、総事業費は約一億九千万円で、鉄筋コンクリート造り二階建て六百平方メートルの建物になります。五月半ばには計画も始まり、八月に着工、今年度中には完成の予定です。
平成二年度からは、主に、中・上級者の研修に当てられ、学校や地域における指導者の養成と情報処理関係教科担当教員の専門性の向上を図るために活用されることになっています。
ストップ・ザ・食中毒
食中毒が発生しやすい季節になりました。
学校や給食施設等で、もういちど基本的な衛生管理に注意し、学校給食からの食中毒の絶無に努めましょう。
食中毒はこうしておこります!!
○まな板や包丁を介して細菌が増殖して食中毒に。
…調理室・調理器具の衛生に注意しましょう。
○洗浄や消毒がおろそかになって食中毒に。
…食べる人も、作る人も手洗いや消毒の励行にこころがけましょう。
○常温放置や加熱不足から細菌が増殖したり、殺菌できず食中毒に
…食品衛生の原則(迅速冷却・過熱)に注意しましょう