教育福島0140号(1989年(H01)07月)-033page
福島県教育委員会
新しい県教育次長に
菊池 信幸氏
渡邉貞雄氏の東京事務所長への転任に伴い、後任の県教育庁教育次長に七月十一日付で菊池信幸氏一写真一が就任しました。
菊池新教育次長は、かつて教育庁文化課長の経験もあり、現在五十三歳。主な経歴は次のとおりです。
昭和五十九年四月文化課長
〃六十一年四月参事兼社会福祉課長
〃六十二年六月相双行政事務所長
〃六十三年十月直轄参事
平成 元年四月直轄参事兼秘書課長
佐藤氏(全教育長)はじめ六人が文部大臣表彰を受賞
−地方教育行政功労者−
地方教育行政において、その功労が特に顕著な教育委員会の委員又は教育長を文部大臣が表彰する地方教育行政功労者の平成元年度の受賞者に、本県からは前の県教育委員会教育長佐藤晶志氏と五名の町村教育委員会委員長及び教育長が選ばれました。
受賞者の内、佐藤氏は五年間に及ぶ本県教育行政の推進者としての功績が、田村氏をはじめとする五名の方々はそれぞれ十二年間あまり或いは七年間あまりにわたる各町村の教育委員長、または教育長としての功績が高く評価されたものです。
六名の方々に対する表彰式は、七月十日(市町村関係)と七月十一日(都道府県等関係)に、いずれも東京都において行われました。
受賞者は次のとおりです。(敬称略)
○都道府県、指定都市教育委員会関係受賞者
・佐藤 昌志(前県教育長)
○市町村教育委員会関係
・田村 碩信(小野町教育長)
・伊藤 一義(前柳津町教育委員長)
・菊地 滋(本宮町教育長)
・芳賀 輝義(前舘岩村教育長)
平成元年度 教職員研究論文の募集
平成元年度の福島県公立幼稚園・小・中、養護学校教職員研究論文を次のとおり募集します。多数ご応募ください。
一 趣旨県下公立幼稚園及び小・中・養護学
校教職員より教育実践に基づく研究論文及び研究実践録を募集し、教職
員の自主的な研究を推奨することに
よって研修意欲や専門性を高め、
もって本県教育の振興を図る。二 主催
福島県教育委員会三 応募資格
福島県公立幼稚園及び小・中・養護学校教職員四 応募内容・方法
(一)内容について
○ 学校経営、学年経営、学級経営、教科・道徳・特別活動の指導、生徒指導、学校保健、学校給食、へき地教育、幼稚園教育等教育活動にかかわる研究論文及び実践記録で、日常、実践的に研究した内容であること。
○ 新学習指導要領の趣旨を生かし、基礎的・基本的内容の確かな定着を意図したものであること。
(二) 応募は、個人またはグループ研究とすること。
(三) 形式・分量について
○ B5判の四百字詰原稿用紙を用い、横書き三十枚以内に黒インクまたは黒ボールペン書きでまとめる。
○ 論文には印刷物、写真、図表等ははりつけしないで資料と対照できるように明示する。
○ 資料は必要最小限にとどめて添付する。
(四) 締切り及び提出先
○ 九月三十日出までに市町村教育委員会を経由し、所管の教育事務所長に提出する。
五、審査
第一次審査−各教育事務所
第二次審査−義務教育課
第三次審査−県教育委員会で委嘱した審査員
六、表彰
(一) 入賞発表は、十一月下旬各教育事務所を通じて行う。
(二) 入賞者及び研究内容は、県教育委員会編「教育福島」一月号で紹介する。
七、応募上の注意
(一) 他団体が主催したものへ応募したものでもよいが、受賞したものは除く。
(二) 文献を引用したものは、その出