教育福島0143号(1989年(H01)11月)-017page
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九十七点
・合同審査委員会で受賞候補作品内定
・十月十三日 教育委員会で受賞作品決定、発表
・平成二年三月 「県文学集No37」発行予定
◇第四十二回福島県文学賞受賞作品及び受賞者
[小説部門]
・準賞「雪しろ」 道山昭次
・同 「雪の日」 高橋秀紀
・奨励賞「共鳴しない音叉」鈴木智子
・同 「砂貴子」 森明日香
・青少年奨励賞 「少年少女の勲章」永井美和子
[詩部門]
・準賞 「鏡」 木村孝夫
・同 「峠の鴉」 大島ミトリ
・奨励賞「たった一つの細胞であれば」 細谷節子
・同 「卵は夢」 面来理恵子
・青少年奨励賞「七枚の絵」 高橋仁美
・同 「髪」 平塚弥根子
[短歌部門]
・文学賞「鰯雲」 高橋定吉
・準賞 「山家より」 根本惣一
・同 「杣径」 高橋幸夫
[俳句部門]
・文学賞「華甲」 笹山美津子
・奨励賞「流氷」 八矢一司
・同 「餅花」 後藤重造
・同 「春の音」 佐藤ひとし
・同 「朝音」 窪木亨子
四、福島県高等学校文化連盟への助成
高等学校における文化活動の普及と向上を図り、心豊かな人間性の涵養に資するため、県高等学校文化連盟の育成・援助に努める。
加盟校数 百十五校
加盟生徒数 約八万七千人
事業の概要
(1)第八回福島県高等学校総合文化祭
会津地区を中心として、県内各地で四月から十一月まで十九専門部の各行事が開催される。総合開会式は、七月十一日喜多方プラザにおいて千三百名が参加して盛大に行われた。
[専門部]
演劇、合唱、吹奏楽、器楽管弦楽、美術・工芸、書道、写真、放送文化、囲碁、将棋、農業、工業、商業、家庭、科学、定通、養護、国際教育、JRC(十九専門部)
(2)第十三回全国高等学校総合文化祭への派遣
八月二日から八日まで、一万三千人が参加して岡山県で開催され、本県からは、生徒七十三名が参加した。参加数の一層の増加が期待される。
[参加部門及び参加生徒数]
合唱五十名、美術工芸五名、書道三名、写真五名、放送文化七名、演劇二名
(3)会報、記録集の発行
会報 一万部を年二回発行
記録集 二千五百部を年一回発行
五、芸術セミナー
地域文化活動を推進指導する実作家や実活動家を対象に、実技・実作を中心として、その資質の向上を目的に実施している。
文化活動のリーダー養成のための重要な事業であり、この芸術セミナーから多くの指導者が育っている。貴重な研修の場として、要望も強く、好評を博している。(表1参照)
六、「こども芸術劇場」及び「青少年芸術劇場」
こどもや青少年を対象に、優れた舞台芸術を鑑賞する機会を提供する事業である。
芸術鑑賞能力の向上と豊かな情操の涵養を図る趣旨で、文化庁が派遣する一流の公演を二市で開催し、その生きた舞台は次代を担うこどもたちに大きな感動を与えた。(表2参照)
七、家庭劇場
本格的な文化施設を有しない地域の、舞台芸術に接する機会の少ない県民に、優れた舞台芸術を鑑賞する機会を提供する事業である。
音楽公演と児童劇公演の二種類を巡回公演し、家族ぐるみで芸術を鑑賞することを奨励して、豊かな家庭つくり
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表1 芸術セミナーの実施状況
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表2 こども芸術劇場及び青少年芸術劇場実施状況
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表3 移動芸術祭巡回公演実施状況
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