教育福島0147号(1990年(H02)06月)-002page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

教育福島0147号(1990年(H02)06月)-002page


こころ豊かに

▲6年生も1年生もいっしょに合唱奏

▲6年生も1年生もいっしょに合唱奏

小さな学校でも児童生徒はお互いに大きな友情で結ばれています。県内の小規模校での心あたたまる活動を紹介します。

少人数を生かした教育活動

−川内村立川内第三小学校−

阿武隈高地の最高峰、大滝根山の山麓に川内村立川内第三小学校があります。

全校児童数は77名。飼育一栽培活動、合唱奏、お年寄との触れ合い活動などには学年を越えた縦割グループ活動が積極的に取り入れられ、これらの活動をとおして、子どもたちの友情と思いやりの心が育っています。

地域に根ざした教育をめざして

−小野町立浮金中学校−

地域に根ざした生きた教育をめざす小野町立浮金中学校では、奉仕活動や地域の活動に積極的に参加し、大きな成果を上げています。

特に、学校と地域社会が連携して行っている「山びこ学級」では、地域に伝わる伝統行事や工芸品の製作を通して、三世代間の活発な交流が図られ、生徒たちと周囲の人々との心の輪が広がっています。

共同共汗で「クリーン作戦」

共同共汗で「クリーン作戦」

「やまびこ学級」で張子面づくりに取り組む

「やまびこ学級」で張子面づくりに取り組む

百人一首に親しむ生徒たち

恒例のかるた大会で楽しく

−県立安積高等学校御舘分校−

「あまつかぜ〜………」

毎年行われる校内かるた大会。全校生120名足らずの分校ならではの行事です。

ふだんはめったに触れることのない百人一首、上の句だけでとはなかなかいきません。中には村手の目の動きで素早く札を取るちゃっかり者もして、古文は苦手という生徒も、楽しく試合を進めていました。


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。