教育福島0147号(1990年(H02)06月)-040page

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お知らせのページ

告知板

福島県教育委員会

 

登校拒否対策会議を開催

−協議の成果を指導資料として配布−

 

平成二年度第一回の登校拒否対策会議(専門家会議)が、六月十二日(火)に県庁東分庁舎で開かれました。

登校拒否対策会議は平成二年度の新規事業として開催されるもので、登校拒否の児童生徒が年々増加し、その指導が難しくなっている現状から、登校拒否についての理解を深め、その対応策を協議することによって指導の充実を図るものです。

第一回会議の開会に際し、大内忠昭県教育長は冒頭のあいさつの中で、「今や登校拒否は社会的な大問題になっていますが、何としてもこれを解決しなければなりません。この会議においては、委員の方々の豊かな経験を生かしながら問題解決のための話し合いを進めていただきたい」と、会議の成果への大きな期待を述べました。

その後十二名の委員が紹介され、座長に小野直廣福島大学教授、副座長に棚木和夫福島市立信陵中学校長を選出した後、小野座長の司会で会議が進められました。

登校拒否対策会議は、この日の第一回会議(専門家会議)に続いて、七月から十月にかけて第二回会議として各教育事務所ごとに教職員会議を開き、更に、十二月には第三回会議(専門家会議)と回を重ね、これらの成果をまとめて登校拒否の指導のための資料として作成し、全教員に配布することになっています。

 

登校拒否問題について熱心に協議

 

登校拒否問題について熱心に協議

 

なお、登校拒否対策会議専門委員の方々は次のとおりです。(◎座長○副座長)

・寺山晃一(医療法人一陽会病院長)

・八島祐子(県立医科大学助教授)

◎小野直廣(福島大学教授)

・上野文彌(精神保健センター所長)

・鴫原弥(県養護教育センター所長)

・黒須敦子(中央児童相談所長)

・堀越時雄(生活福祉部児童家庭課長)

・阿部貞夫(県教育センター教育相談部長)

・黒須撰三(専任教育相談員)

○棚木和夫(福島市立信陵中学校長)

・加藤隆(福島市立福島第四小学校教諭)

・熊田國雄(福島市立福島第四中学校教諭)

 

特色ある魅力ある普通科等の教育の在り方を探る

−県後期中等教育審議会−

 

平成二年度の第一回県後期中学教育審議会が、五月二十八日(月)に福島市の杉妻会館で開かれました。

この会議では、専門調査員会がそれまでにまとめた「特色ある、魅力ある

 

福島県文化功労賞

候補者の推薦を受付

 

福島県では、県民文化の向上を目指して、文化活動の促進及び文化的遺産の保護活動などの施策に取り組んでいますが、その一環として、昭和二十七年より、本県文化の向上に多年にわたり顕著な功績のあった個人を表彰するため文化功労賞を設けており、現在までに六十七名の方が、それぞれの部門で受賞しています。

対象部門は、芸術(美術、音楽、演劇、舞踊、文芸、生活芸術等)、科学(人文科学、自然科学)、教育(学校教育、社会教育)、体育(学校体育、社会体育)の四部門で、このいずれかから二名以内を受賞者として決定し、十二月三日の文化の日に表彰式を行います。

受賞候補者の推薦を関係団体をはじめ、広く県民一般からも受付けておりますので、推薦しようとする個人または団体は、必要書類を八月四日(当日消印有効)までに県教育委員会または各教育事務所に提出して下さい。

なお、必要書類等詳細については県教育庁総務課行政係(TEL県庁〇二四五(二一)一一一一内線三九一六)か各教育事務所までお問い合わせ下さい。

 

 

 


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