教育福島0149号(1990年(H02)09月)-040page

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生涯学習シンポジウム−県内五地区で今年も開催−

 

県教育委員会では、昨年度に引き続き県内五地区で「生き生き学び合う生涯学習のまちづくり」を目指し、生涯学習シンポジウムを開催します。

近年、人々の生涯学習への関心が高まり、学校・地域・職場等において個人やグループが様々な機会や手段・方法を利用して多種の学習活動が展開されています。

所得水準の向上、自由時間の増加、高齢化の進行、科学技術の高度化、情報化、国際化の進展、また、学校教育への過度の依存に対する反省等、社会と教育とをめぐる状況は大きく変わりその新たな時代の流れに的確に対応できる学習機会の整備と援助が求められています。

生涯学習シンポジウムでは、このよな要望に応えるために、生涯学習をどう推進していくべきかなどを中心に、各界・各層からの基調提言や生涯学習モデル市町村の実践発表、さらには参加者による研究協議を中心に研修(一日間)を行います。

今後は、これらの成果を踏まえ、人々の学習成果を地域社会とのつながりに生かし、「生き生き学び合える学習とともにあるまちづくり」が、学校・家庭・地域社会の教育機能の相互の補完と、関係機関・団体・民間との連携のもとに一層推進されることが期待されます。

右の表に、本年度の生涯学習シンポジウムの期日・場所を示します。詳細については、該当教育事務所にお問い合わせください。

 

平成2年度福島県生涯学習

シンポジウム実施期日及び場所

管内期日場所
県北9月13日(木)月舘町
県中11月28日(水)郡山市
県南11月13(火)西郷町
南会津10月5日(金)下郷町
相双11月27日(火)相馬市

 

第14回全国特殊教育センター

協議会総会・研究協議会

10月12・13日に県養護教育センターを中心に開催

 

この大会は、国立特殊教育総合研究所をはじめとする全国三十九機関が一同に会し、それぞれの機関が実施している事業の諸問題について研究発表並びに協議を行うとともに、センター相互の連絡提携を密にして、今後の心身障害児教育の改善・振興に寄与することを目的として開催されるものです。

第一日目は、教育・医療・福祉の連携が密に図られている福島県養護教育センターを、第二日目は猪苗代湖を前に、秀峰磐梯山を背にした豊かな自然に恵まれた国民宿舎「翁島荘」を会場にして、百五十人程が参集し、熱のこもった大会が展開されます。

また、福島県立博物館長高橋富雄先生から「地方に学ぶ-歴史のことば-」と題した記念講演をいただきます。

この大会は、福島県養護教育の現状並びに養護教育センターの実態、活気あふれる郡山市、風光明媚な磐梯朝日国立公園を全国の方々に知っていただくよい機会でもありますので、所員一丸となってその準備に取り組んでおり、大きな成果が期待されるところです。

 

−移動芸術祭−

歌舞伎と新劇のあんない

移動芸術祭巡回公演は、優れた舞台芸術を鑑賞する機会を確保し、地域の芸術文化活動の向上発展に資することを趣旨として、文化庁、県教委、開催地教委が主催して実施しているものです。

春と秋にありますが、秋季公演は、全国各地で、能楽、ミュージカルなど十一種目、百二公演が行われ、本県では、福島市と、二本松市の二か所で開催します。

一流の出演者やスタッフによる一般公演より低料金の公演ですので、生きた芸術の鑑賞に、是非お出かけ下さい。

◇福島市(県文化センター)

11月6日(火) 12時〜、17時〜

歌舞伎(松竹大歌舞伎)

出演者・尾上菊五郎、河原崎権十郎 尾上松助ほか

内容 「太刀盗人」「魚屋宗五郎」

※お問い合わせは県文化センター 電話〇二四五-三四-九一九一

◇二本松市(二本松市民会館)

11月13日(火) 18時30分〜

新劇(劇団俳優座)

出演者 中野誠也、杉山とく子、中村たつ ほか

内容「季節はずれの長屋の花見」

※お問い合わせは二本松市民会館

電話〇二四三-二三-五一二一

 

 

 


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