教育福島0153号(1991年(H03)02月)-043page

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て無駄がないように感じました。

○ 授業を見せていただいたが、私の見た授業は、コンピュータを使っていた。私たちと同年齢の生徒が、一人一人プログラムを作成しているので、大変驚きました。

これらの感想からも、今度の交流が、生徒にとって大変有意義であったことがわかります。これからも継続されるこの国際交流教育には、町民の、次代を担う中学生への並々ならぬ期待が寄せられています。

最終日の「日本の夕(ゆうべ)」では、「白虎隊」の剣舞や町でつくった「あやめ音頭」を披露しました。その中で、互いのよさをわかり合うことの意義を体感できたと思います。今後ともこの輪をひろげ、広い視野を持って世界へ飛躍する生徒を育成したいと思います。

 

ホームステイの子どもたちともすっかり仲良しに

 

ホームステイの子どもたちともすっかり仲良しに

 

一人一人の健康づくりを目指して

新鶴村立新鶴小学校

 

「きみの名前は」「今日のおかずはうまいね」にぎやかな会話が弾んでいるランチムールでの縦割班給食の風景です。

新鶴村教育委員会は、日本体育・学校健康センターの「学校給食における学校・家庭・地域の連携推進事業」の研究委嘱を受け、「一人一人の健康づくりを目指して」を主題に、教委、学校、給食センターの各機関と家庭や地域との連携事業のあり方について研究してきました。以下は、学校での取り組みを中心としたその概要です。

学校においては、「楽しい給食のあり方」を主眼とし、1)給食形態の工夫2)食事マナーの指導3)食環境の整備4)食生活の重要性の理解の四点を実践の重点項目として取り組んできました。

1)では、週一回各学級三名による一年生から六年生の縦割班給食の実施(特別教室利用)です。また、2)では、楽しい食事には正しいマナーが欠かせないことの理解と定着を図るよう、家庭の協力を得ながら推進してきました。3)については、教室の食堂雰囲気の醸成を図るため、黒板カーテンの取り付けや家庭で作製したテーブルクロスの使用、花の利用などを行っています。4)については、学年に応じて、食事と発育、食事と健康について学級活動や給食だよりを活用し、その理解を図ってきました。

村教育委員会や給食センターが実施したアンケート調査、試食会、親子料理教室、年寄りの給食への協力なども地域の食生活改善と学校給食に対する理解と関心の高揚に大いに役立てることができました。

 

ランチルームでの楽しい給食

 

ランチルームでの楽しい給食

 

新設校紹介

 

進む校風づくり

会津若松市立松長小学校

 

本校教育のスローガンは、「明るく伸びやかな学校」です。

平成二年十二月一日、待望の校歌・校章発表会が盛大に行われました。校歌の歌詞は、「明るさ、たくましさ」が強調され、曲想も「さわやかでリズミカル」であり、本校のスローガンに対応しています。また、校章は、「松の木」を基調にし、会津の心を受け継いでもらいたいとの願いから「葵(あおい)」の花を重ねたデザインとなっています。

今年四月の開校以来、学校の環境づくりに努める一方、対外的にも市内鼓笛パレードや陸上大会への初参加、さらに各種コンクールへの積極的な取り組みなど、初めて尽くしでしたが、教師、児童一体になって行ってきました。

校歌・校章の発表を契機とし、校風づくりに一層励んでいるところです。

 

「明るく伸びやかな学校」を校歌に託して

 

「明るく伸びやかな学校」を校歌に託して

 

 

 


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