教育福島0157号(1991年(H03)09月)-031page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

人などである。

(六) 大学入学者選抜大学入試センター試験の志願者

平成三年度大学入学者選抜大学入試センター試験の志願者数は、男子二千三百五十八人(前年度二千三百八十七人)、女子千百九十九人(前年度千百七十一人)、計三千五百五十七人(同三千四百五十八人)で前年度より九十九人増加している。(県立高等学校長協会調べによる。)

 

三、就職状況について

 

(一) 全般的な状況(表1、図1の2)、図2参照)

就職者数は、男子六千三百三十五人(51.8パーセント)、女子五千四百八人(46.8パーセント)で、就職率は前年度に比して男子は同率、女子は1.0ポイント減少し、全体では0.5ポイントの減少となった。

学科ごとの就職率をみると、すべての学科で減少している。

男女別では、男子は普通科で増加したほかはすべて減少し、女子は普通科、商業科、家庭科で減少し他は増加した。

また職業科全体の就職率は78.9パーセントと六十年度以降最低となった。

就職者の実数では、普通科の四千八百七十七人が最も多く、就職者全体の41.5パーセントを占めている。

次に就職進学者・就職入学者の計三百五十四人(前年度三百四十七人)を含めた就職率は50.9パーセント(前年度51.4パーセント)となっている。

(二) 産業別就職状況(就職進学者・就職入学者を含む)(表7参照)

製造業六千百二十六人(50.6パーセント)、サービス業千九百八十四人(16.4パーセント)、卸売・小売業千九百五十二人(16.1パーセント)が例年どおり上位を占め、この三業種で全体の83.2パーセントを占めている。前年度より0.1ポイント減少している。

ここ数年間の傾向をみると、農業、漁業などの一次産業への就職率は、五十九年度以降1パーセントを下回り、二年度は前年度と同じ0.4パーセントとなった。

製造業などの二次産業では、54.9パーセントと前年度より0.1ポイントの増となり四年連続の増加を示した。

流通サービス業などの二次産業では、44.9パーセントで前年度より0.2ポイント増加した。

(三) 都道府県別就職状況(就職進学者・就職入学者を含む)(表8、図2参照)

就職進学者・就職入学者三百五十四名を含む全就職者一万二千九十七人中、県内就職者は男子四千四百四十三人(69.7パーセント)、女子四千ニ百七十四人(74.7パーセント)、計八千七百十七人(72.1パーセント)で県内留保率は前年度に比して2.7ポイント増加し、四十九年度以降最高を示した。

就職者の県内留保状況を学科別にみると、商業科74.7パーセント、家庭科74.lパーセント、農業科73.6パーセント、普通科72.0パーセントなどとなっている。

 

図2 就職者の県内留保率の推移(公立全日制)

(就職進学・就職入学者を含む)

 

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。