教育福島0158号(1991年(H03)10月)-019page
「生きがい」「健康」「経済性」あると言われています。
これらのテーマにそった各分野での権威ある、あるいは専門的知識を有した講師による講演方式をとっています。
今年度の講師、講演等の内容は次のとおりです。
講演一 基調講演
「自分らしく生きる」
下重暁子先生
「人生八十年代」は現実のものとなっており、これからの人生プランを考えるにあたり、生き方、考え方、価値観のとらえ方等について、下重先生のさわやかさの中にも大変貴重な示唆に富むお話を拝聴することができました。
その中で、自分らしく生き、かつ長生きするためのコツについてとし、
一番目に、最後まで義務感のある仕事をもつこと。
例えばボランテイア活動に参加する。人のためにするのではなく自分自身のためにする仕事であり、これを通して、社会に参加している存在意義を認める。
二番目に、くよくよしないこと。人間がくよくよするのは、他人と比較するからである。他人を基準にせずあくまでも自分の基準を持つことである。
三番目に、合い間食いをしない。(間食をしない。)自分の健康保持、管理は、人まかせにしないで自分でコントロールすることである。
四番目に、自分が信じるものを持
表1 ライフサイクルプラン講座実施経過