教育福島0158号(1991年(H03)10月)-018page
特集2
新しい人生を創り出すために
〈ライフサイクルプラン講座〉
福利課
はじめに
退職は人生の中のひとつの大きな転機です。
退職を境に生ずる様々な生活上の変化に適切に対応していくためには、在職中から生涯生活設計を策定し、徐々に実践しその実現に向けて努力していかなければならないと考えられます。
このため、公立学校共済組合福島支部と(財)福島県教職員互助会では、高齢化社会において、教職員が生涯生活設計を考える機会として、昭和五十九年度に「生涯学習講座」を開設し、その後「高齢化社会における生活設計講座」と名称を変更し、さらに昭和六十三年度より「ライフサイクルプラン講座」として開催しております。今年度も過日開催しましたので、以下その状況をご紹介します。
なお、第一回(昭和五十九年度)から第七回(平成二年度)までの実施経過は、表1のとおりです。
生きがいについて、さわやかに語る下重暁子先生
今年度の講座内容
(一) 講座開設の目的
「高齢化社会を迎えて、教職員が実年後の豊かな生活設計を企画する一助となることを目的に開催し、もって教職員の福祉の向上を図るものとする。」となっています。
(二) 講座の対象者
公立学校共済組合福島支部の組合員または、(財)福島県教職員互助会の会員で、平成三年四月一日現在、満四十五歳以上の者を対象として、受講希望者を募りました。(申込者は三七五名で実施予定人員を超えましたので、年齢の高い方を優先して受講者を決定しました。)
(三) 日時・会場
・平成三年七月二十九日〜三十日
福島市 公立学校共済組合
飯坂保養所 「あづま荘」
・平成三年七月三十日〜三十一日
郡山市 郡山市農協会館
「エミナール あさひ」
〈日程〉表2のとおり
(四) 講座内容
高齢者が健やかで、豊かな人生とは何かを考えたときの三要件とは、
表2 平成三年度ライフサイクルプラン講座日程