教育福島0158号(1991年(H03)10月)-037page

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平成四年度

福島県立盲学校・聾学校・養護学校高等部入学者選抜実施要綱

福島県立盲学校・聾学校・養護学校高等部入学者選抜の基本方針及び選抜関係日程は次のとおりです。

 

基本方針

〈一般選抜のみ実施〉

高等部入学者選抜は中学校長または中学部設置学校長より提出された調査書、選抜のための学力検査の成績、障害の種類・程度及び面接の結果を資料として、各高等部設置学校の実態を考慮しつつ、その教育を受けるに足る能力・適性等を総合的に判定して行うこととする。

1 中学校または中学部設置学校においては、調査書を厳正・公平に作成する。

2 高等部設置学校においては、調査書を十分に尊重する。

3 学力検査問題の出題は、盲学校・聾学校及び養護学校中学部学習指導要領に基づき、適正なものとする。

4 学力検査を実施する教科は、国語、社会、数学、理科の四教科及び高等部設置学校長が定める一教科(又は養護・訓練)とする。

ただし、盲学校専攻科及び精神薄弱者を教育する養護学校高等部の教科については別に定める。

5 選抜に当たっては面接を実施する。

6 選抜関係日程は別表のとおりとする。

 

※高等部入学者選抜を実施するのは次の七校です。

○盲学校

○聾学校

○会津養護学校(精神薄弱教育)

○いわき養護学校(精神薄弱教育)

○郡山養護学校(肢体不自由教育)

○平養護学校(肢体不自由教育)

○須賀川養護学校(病弱教育)

 

コラム

よしっいくぞ!

広田昌二郎

 

十二種目八百名の参加者があり、私は数多くの「顔」に出会い感動させられた。

 

去る八月、喜多方市を中心に福島県青年体育大会を開催した。約六十名の実行委員が三カ月間にわたり、仕事を終えてから夜遅くまでの取り組みに奮闘してくれた。最終的には十二種目八百名の参加者があり、私は数多くの「顔」に出会い感動させられた。

取り組みの至らなさに悔し泣きする顔、仲間とやりとげた感動に抱き合い喜ぶ顔、「こんなに自分の事を話し、自分が頼りにされたのは初めて」と興奮気味に語る顔--どの顔にも何も「加工」されないホンモノの表情があった。「まだまだ頑張れるゾ」誰もの胸にそんな確信が息づいたのではなかったろうか。

今、青年は人と深く関わることを避け「そこそこの人間関係」を志向していると言われている。しかし本質の部分では、本当の自分をさらけ出し、かけがえのない仲間を求め、豊かな青春を送るステージとしての場を、地域を模索しているのではないだろうか。そんな思いが私自身の中に強く印象づけられた大会だった。

確信を持って街へ出よう。すべての青年にはたらきかけよう。

「未来は私たち青年のもの」この言葉を胸に。

(福島県連合青年会会長)

 

選抜関係日程

 

願書提出平成4年2月12日(水)〜2月18日(火)
出願先変更平成4年2月21日(金)〜2月25日(火)
調査書提出平成4年3月3日(火)〜2月18日(水)
学力検査平成4年3月15日(日)
面接平成4年3月15日(日)または16日(月)
合格者発表平成4年3月19日(木)

 

※なお、詳細については実施要綱に規定してあります。

 

 

 


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