教育福島0163号(1992年(H04)06月)-029page

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「六年生に悪いことしたね。」

とがっかりしていたのを今でも思い出す。一つの集会を企画、運営することの難しさを感じたようである。児童会担当の私は、それでも児童の主体的な取り組みをほめ、見守ることにした。

そして、この五年生が六年生になったとき、大きく成長してくれた。七夕集会、校内球技大会、校内ウォークラリー大会など、回を重ねる度に、計画のたて方も運営の仕方も上手になっていった。

これらの指導の中で特に心がけたことの一つは、児童の話し合いに十分時間をかけ、練り上げることである。二つ目には、従来の形にとらわれず、児童の発想を大切にすること。三つ目には、児童会担当者の考えを全職員に理解してもらい、児童の活動を全職員でバックアップするようにすること。その他学級活動での経験を生かすように努めた。

平成三年度。児童会の集会活動は担当教師の手を離れた。児童を信じ長い日で見守ってきた成果である。今、教師は何をすべきか、児童の姿から学んだ気がする。

(会津若松市立東山小学校教諭)

 

平成4年度主要スポーツ行事予定

 

◎県大会 (保健体育課)

 

◎東北・全国大会

 

◎東北・全国大会

 

◎本県で開催される東北・全国大会

 

◎本県で開催される東北・全国大会

 

 

 

 

 


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