教育福島0164号(1992年(H04)07月)-042page
おしらせのページ
告知板
福島県教育委員会
学校週五日制実施をまえに
−教育広聴会報告−
県教育委員会は、毎年二〜三の地区を巡回して、教育広聴会を開催しています。教育広聴会は、県内各地の教育関係者及び地域住民の方々から、福島県の教育が抱えている諸問題について意見を聴収し、本県教育行政の参考に資するという目的で、昭和四十七年度から開催しているものです。
本年度は、主題を「学校週五日制の実施について」とし、第一回を県中地区、第二回を南会津地区、第三回をいわき地区でそれぞれ開催し、各地区の父母代表や各界代表から、本年九月以降実施される学校過五日制に対する意見を発表していただきました。
本誌では、第一回〜第三回までに出された発表者からの意見・要望等を取りまとめ、その中から主なものを掲載しました。
意見・要望事項等
(第一回〜第三回分のとりまとめ)
・学校
1) プレイゾーンとしての学校の開放が必要である。
2) 学校週五日制実施が、学習面の落ちこぼれや不登校の児童生徒を増やしては困る。
・養護学校
1) 十分な指導員の確保が必要である。
2) 休業土曜日分の学習時間の確保に配慮するとともに、普通の授業ではできないような新しい試みをしてほしい。
3) 地域との交流がはかられるよう、行政から指示を出してほしい。各地区の組織なり施設なりに障害児が参加できるシステムを作ってほしい。
4) 学校開放に伴う諸問題、光熱費、管理、校舎破損などの責任はどうなるのか。
5) 休業土曜日には通学バスの運行は可能か、来年度以降はどうか。
6) 指導員の数は何名か、予定以上に必要な場合増員は可能か、その場合の手当はどうなるか、児童生徒の保護者が指導員になることは可能か、学校の教員が社会の一員として指導員またはボランティアとして養育又は保育の現場に立てないか。
・家庭
1) 教育の原点は家庭にあり、親を対象にした余暇教育等、親・家庭の意識改革、家庭教育の充実が必要である。
2) 父親の教育への参加が必要である。
3) 親は一から十まで指示せず、子どもが自分で考え、判断し、行動できるように導く必要がある。
4) 大人も主体性を失って生活している。親も子もどこかへ行くのがレジャーだと考えている。
5) 家庭とは何かを親子で学びあい、日々の家庭生活を見つめ直し、ふれあいの時間を増やすことが大切である。
・地域
1) 地域社会の受け皿は、各組織、各団体が話し合い協力しあっていくことが大切で、組織のネットワーク化、各種団体の連携強化、指導体制の確立をはかるとともに、子どもたちが自主的に活動ができるような魅力ある地域活動を推進する必要がある。
2) 自然の中に子供を帰してやりたい。
3) 親自身がボランテイアに積極的に参加することが大切である。
4) 縦の仲間作りやリーダーシップを養うとともに、異なる年齢の仲間との交流ができる環境作りが大切である。
5) 育成会を結成、充実して、ゴミ拾い等の奉仕活動や老人との交流活動等、学校外活動の充実をはかる必要がある。
6) 低年齢、低学年の子どものための、教員や教員OB、による土曜学校方式がよい。
7) 遊びのなかで社会性や協調性を学