教育福島0170号(1993年(H05)04月)-009page

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入、開放講座の拡充及び科目等履修生の受け入れ支援など学校の教育機能の活用と連携に努めます。

・ 文化活動に関する学習や発表機会の拡充、「長寿学園」をはじめとする生涯学習県民講座等における学習活動の充実など文化活動の支援に努めます。

・ スポーツ教室・講座等の充実、幅広い年齢層に応じた種目やプログラムの開発及びスポーツ団体の育成や指導者の登録制度の拡充など生涯スポーツ活動の促進に努めます。

・ カルチャーセンターやスポーツクラブなど民間事業者との連携に努めます。

・ 職業能力開発に関する事業を支援するとともに、リカレント教育を推進するためのモデル事業を実施するなど生涯にわたる職業生活への支援に努めます。

三 生涯学習の普及・啓発に努めます。

・ 生涯学習情報提供システムの整備と学習情報ネットワークの拡充とともに、地域の学習拠点における学習相談窓口や学習情報相談員の設置促進を図るなど学習情報提供・相談体制の整備に努めます。

・ 学習成果の適切な評価と活用の促進に努めます。

・ 放送メディアやコンピュータ等の利用による学習方法及び新たな学習需要に対応した学習プログラムの研究開発を図るなど学習方法・プログラムの研究開発に努めます。

四 社会教育の充実に努めます。

・ 特色ある少年団活動やボランティア活動の促進とともに、青少年のための社会教育施設における各種事業の充実に努めます。

また、働く女性を対象とした県の事業を一層充実させるとともに、市町村における成人学級・講座の開設促進など青少年・成人を対象とした教育活動の充実に努めます。

・ 青少年団体の組織強化と指導者の育成及び成人団体を対象とした研修会の開催や自主グループの支援など社会教育関係団体の育成に努めます。

・ 市町村における専任社会教育主事の自主設置を促進するとともに、社会教育関係職員の研修機会の充実など社会教育推進体制の充実に努めます。

・ 公民館における有機的な施設の整備促進、県立図書館へのコンピュータの導入と市町村立図書館とのネットワーク化の促進及び少年自然の家・青年の家の施設整備を図るなど社会教育施設の整備充実に努めます。

五 家庭教育の充実に努めます。

・ 家庭教育テレビ番組の制作や市町村における家庭教育学級の開設促進など家庭の教育力の向上に努めます。

・ 電話相談事業など家庭教育相談体制の充実に努めます。

・ 「ふくしま・フレッシュ・ふれあいデー」の定着など地域の教育力の活性化等に努めます。

 

二 学校教育基本計画

 

≪主要な課題≫

・ 科学技術の進歩、情報化、国際化、学校週五日制の実施等、教育を取り巻く環境が大きく変化している中で、児童生徒が社会の変化に主体的に対応し、豊かな心を持ち、たくましく生きることができる資質能力の育成に努める必要があります。

・ 登校拒否の状況が依然として憂慮すべき状況にあることから、望ましい人間関係の醸成と豊かで楽しい学校生活の実現に努める必要があります。また、中学校、高等学校における進路指導については、生徒の自己実現や進路目標の達成に努める必要があります。

・ 都市化など、社会環境の急激な変化を背景として、心の健康を含め生涯にわたり健康で充実した生活を送ることのできる児童生徒の育成に努める必要があります。

・ 児童生徒の障害については、重度・重複化のみならず心身の障害の多様化も進んできており、障害の種類・程度、適性等に応じた教育の充実を図るとともに、適正就学の推進、教育機会の拡充、教育内容・方法の改善充実に努める必要があります。

・ 近年の、幼児を取り巻く環境の著しい変化の中で、幼児に心身の望ましい発達の機会を与える幼稚園の教育諸条件の整備充実に努める必要があります。

≪計画の基本的方向と主要な施策≫

一 教育内容・方法の改善充実に努めます。

 

 

 


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