教育福島0170号(1993年(H05)04月)-011page

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校における専科教員の確保、中学校における選択教科拡大に伴う教員の確保、高等学校における教職員定数の確保と適正配置など教職員の人材確保と適正配置に努めます。

七 施設・設備の整備充実に努めます。

・ 多目的教室の整備、和室やプレイルーム等への余裕教室の改造整備、コンピュータ等の機器の増設など小・中学校の施設・設備の整備充実に努めます。

・ 校舎の増改築、家庭科の男女必修に伴う施設の整備、情報化の進展に対応した設備の充実など高等学校の施設・設備の整備充実に努めます。

・ 県教育センターの施設・設備の充実、教育情報ネットワークの構築など研究・研修施設の整備充実に努めます。

八 養護教育の充実に努めます。

・ 心身障害児の就学指導に関する講習会の開催や就学相談事業の充実など適正就学の推進に努めます。

・ 養護学校の適正配置及び精神薄弱養護学校高等部の設置について検討するなど教育機会の拡充に努めます。

・ 教育課程の改善充実、障害の種類と程度に応じた指導の充実、養護・訓練の充実、訪問教育の充実など教育内容・方法の改善充実に努めます。

・ 障害児の実態に応じた生徒指導の充実に努めるとともに障害者雇用促進協会等との連携の強化による、家庭や障害児の希望に応えることのできる進路指導の充実に努めます。

・ 優れた教員の確保と適正配置、免許状所有状況の改善、教職員の資質の向上、施設・設備の整備充実など教育諸条件の整備充実に努めます。

・ 学校週五日制に対応して、指導員の配置、ガイドブックの作成、ボランティアの参加促進に努めます。

九 幼稚園教育の充実に努めます。

・ 就園機会の拡充に努めます。

・ 幼稚園教育指導資料の作成・配布及び教育課程研究集会の実施など教育内容・方法の改善充実に努めます。

・ 幼稚園教育振興計画を策定し三年保育の促進を図るなど教育諸条件の整備充実に努めます。

 

三 文化振興計画

 

≪主要な課題≫

・生活水準の向上、自由時間の増大、生涯学習の普及などを背景に高まっている県民の文化に対する需要に応える必要があります。

・生活習慣の変化や大規模な開発の進展により、歴史的、芸術的、学術的に価値の高い文化財の保護をはじめ、埋蔵文化財を中心とする遺跡等の調査、保存に努める必要があります。

・県民自らが、主体的で多彩な文化活動を展開できる発表と参加の場及が文化財保存と公開の場の一層の充実に努める必要があります。

≪計画の基本的方向と主要な施策≫

一 文化活動の振興に努めます。

・ (財)福島県文化振興基金の基金充実と助成内容の拡充など、文化活動推進体制の整備に努めます。

・ 県総合美術展覧会や県文学賞の充実、県音楽祭の開催、青少年の文化活動の奨励と発表機会の拡充など文化活動の促進と発表機会の拡充に努めます。

・ こども芸術劇場の公演や芸術鑑賞教室の拡充など芸術鑑賞機会の拡充に努めます。

・ 外国の芸術文化に接することができる機会の拡充と県内文化団体の海外発表機会への参加を促進するなど文化の国際交流の促進に努めます。

二 文化の伝承の充実に努めます。

・ 文化財保護担当職員の確保と組織の充実、文化財パトロールの充実及び市町村における文化財保護のための組織の充実強化など文化財保護体制の充実に努めます。

・ 重要文化財等の指定の推進など文化財保存の充実に努めます。

・ 指定文化財についての標柱や説明板の設置及び民俗芸能大会等の開催など、文化財の愛護と活用の推進に努めます。

三 文化施設の整備充実に努めます。

・ 県文化センターの施設・設備の改善促進と運営の改善を図るなど文化活動の発表と参加の場の整備に努めます。

・ 文化財の調査・研究等の拠点となる施設の整備について検討するとともに、歴史民俗資料館等の施設の設置の促進を図るな

 

 

 


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