教育福島0172号(1993年(H05)07月)-039page

お知らせのページ

福島県教育委員会

　

新教育長のもと県教育委員会が新たにスタート

　

渡辺忠男教育長の退職(出納長就任)に伴い、さる六月二十二日に新妻威男教育長が就任されましたので、改めて県教育委員会の主な陣容を紹介します。

〇県教育委員会

委員長　小口潔子

委員(委員長職務代理者)　初瀬行雄

委員　二瓶義春

委員　大和郭二

委員　阿部乙之

教育長　新妻威男

○教育庁

教育次長　佐藤正彦

教育次長　渡邊專一

総務課長　山下和茂

財務課長　小山昭

義務教育課長　遠藤俊博

高等学校教育課長　杉原陸夫

養護教育課長　柳沼穹壱

生涯学習課長　藤原光紀

文化課長　五十嵐勤

保健体育課長　柴山進

福利課長　澁木紀雄

県北教育事務所長　吾妻幹廣

県中教育事務所長　松本忠清

県南教育事務所長　笹川征喜

会津教育事務所長　讃岐幸一

南会津教育事務所長　吉岡榮一

相双教育事務所長　須賀紀一

いわき教育事務所長　川田昌利

　

　

所信表明する新教育長

　

県教育庁教育事務所長等　人事異動

　

丹治勇県中教育事務所長の退職に伴い県教育庁教育事務所長等に、七月一日付けで次のとおり人事移動がありました。

・県中教育事務所長に松本忠清県南教育事務所長・県南教育事務所長に笹川征喜会津教育事務所次長・会津教育事務所(業務)次長に齋藤健同管理課長・同管理課長に山内徳次同管理主事・同管理主事に渡部敏郎河東第二小学校長・河東第二小学校長に大堀満広同指導主事・同指導主事に長谷川徳男会津若松市立第四中学校教諭

　

新教育長プロフィール

お休みの日などどのようにお過ごしですかの質問に、会津大学の設立、開学問題で多忙を極め、いままでは土・日曜日もほとんど休みはなかったとおっしゃる新妻教育長。仕事への並々ならぬ熱意が自然と伝わってくる。

座右の銘は、いつも頭に入れて仕事をされておられるという中国の古い言葉「殷鑑不遠　在夏后之世(いんかんとおからず　かこうのよにあり)」、手本とすべきものは近くにあるという意味。また、古代ギリシャの言葉で「声は魂の影である」が好きともおっしゃる。たくさんあるとおっしゃるだけによどみなく言葉が飛び出す。若い人には、「いいこともあるし、わるいこともあるし、マイナスの要素のときにあまり落ち込まないで、いいときのことを考えるようにしたらどうか、長いトンネルでも必ず出口がある」とアドバイスする。

これまでに海外旅行の経験は三度一回めは、地方行政の調査ということでイギリス、フランスをはじめヨーロッパ六カ国歴訪。二回目が中国で、農業関係、工業関係で本県に中国の人を受け入れていた関係で中国東部を中心に前松平知事と訪問。三回目は南米はブラジルとペルーで、ブラジルでは県人会の人と親しく会見、ペルーでは日本人がペルーに移民しての九十年記念式典に知事代理として出席。

若々しくハツラツとして教育長。健康法は、特段何もやってはいないが、数年前から体を鍛えるために山登りを始められたという。最近太り気味なので野菜などを多く摂るように気を付けているとおっしゃる。奥様の内助の功が一番の健康法とお見受けした。

現在は、福島市八木田の自宅で、妻順子さん、長男と三人暮らしだが、東京にいる娘さんと一男一女の四人家族。