教育福島0172号(1993年(H05)07月)-038page

ふくしま国体に向けて

　

「運動部指定校、奮闘中!!」

「ふくしま国体」における少年の部の活躍を期待して、今年度は、中学校三十一校三十三部、高等学校六十二校一一七部の運動部が指定されました。

各学校とも目標達成を目指し、日々厳しい練習を積み重ねておりますので、東北・全国大会等では、それぞれ素晴しい成果が収められるものと期待しております。

　

相馬農業高等学校(馬術部)

　

部員二十名、馬六頭。

部活動は、朝の糞の始末・餌づけ、厩舎の清掃に始まり、昼の餌づけ、放課後の乗馬練習後、厩舎清掃と馬体洗浄で終わります。

乗馬は毎日約二時間半、馬の疲労を考え短時間で効果的なメ二ューを組んでいます。

対外試合や県の強化合宿に積極的に参加し、騎乗に対する判断力の養成や、乗馬技術の向上に努力し、「ふくしま国体」での全種目優勝を目標に日々頑張ります。

顧問　竹田紘一

　

　

福島工業高等学校(バスケットボール部)

　

強化チームの指定を受けてから四年目を迎えた今年、県高校体育大会で優勝し、二回目の全国大会出場が決定しました。過去の実績(平成二年度全国高校総体ベスト8・平成四年度全国高校選抜優勝大会ベスト16)以上の成果を目標に連日猛練習に取り組んでいます。

部員四十三名。毎日約三時間の練習をし、基礎体力・精神力の養成はもちろん、攻防の切り替えの速さや、わずかなチャンスでも得点に結びつける高度な技術習得を目指しています。

強化指定選手五人を新入生に迎え、全部員が一丸となって、国体制覇に向けて頑張るつもりでいます。

顧問　穴澤睦雄