教育福島0175号(1993年(H05)11月)-014page

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に、情報技術教育について何らかの位置づけが行われていること。

(2) 工業の基礎教育の一つとしてのウエイトが増していること。

(3) 各学科の専門領域にどのように情報技術が導入されているかを見極めた指導がますます必要になつていること。

(4) 従来の指導体系が技術の変化によって大きな影響を受けていること。

(5) 複雑・高度化した技術分野の中にあって、工業教育の位置づけについても生涯教育型へと見直しが迫られていること。

以上のことから、情報教育そのものについても学校教育のあり方、考え方に即した共通理解を進めることができると思われる。(資料1)

二 指導内容と資格試験

工業の各学科における情報教育の基礎については、情報リテラシーとしての多くの共通した指導項目を設けている。それらは「情報技術基礎」、「工業数理」および実習を伴う「工業基礎」の科目において指導を実施している。

また、各学科の専門と関連する情報技術については、二年〜三年次における「実習」や生徒自身がテーマを設定する「課題研究」及び専門の各科目において指導を行っている。

 

資料1 創造性豊かな調和のとれた特色ある工業技術者の育成を目指して

 

 

 

 


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