教育福島0177号(1994年(H06)02月)-002page

こころ豊かに

〜元気はつらつ福島っ子の冬〜

心ひとつ、雪に挑戦

−県立只見高等学校−

2月に開催される「只見ふるさと雪まつり」に参加、全校をあげて雪像づくりに挑戦しています。生徒が中心となり、雪像を決め、模型をつくり、設計図に従って、大きな雪像に挑みます。学年、クラスを問わず、毎日学年ごとに会場に行き、一つの雪像を完成させる喜びもまた格別です。「さあ、いくぞ〜。」今日もスコップを持って。

郷土の文化にふれる

−浪江町立請戸小学校−

寒風吹き抜ける2月24日・浪江町請戸の安波(あんば)祭には、請戸地区の児童生徒が、郷土文化の理解を深めることを目的に多数参加しています。この祭は、地区内の守り神である著野神社に田植え踊りなどを奉納した後、男子はお神輿を担ぎ、女子は踊りを披露しながら地区内を回り、その年の五穀豊饒と船の安全、豊漁を願う300有余年の伝統を誇る行事です。

銀盤の妙技

フィギュアスケート競技の選手たちは、毎口の授業が終わると、専属コーチの指導で、連日、厳しい練習を続けています。

そのひたむきな努力により、精神画が急成長し、先般、群馬県で開催された上州国体において、少年女子種別団体競技で見事4位に入賞しました。来年に迫った「ふくしま国体」での活躍が期待されています。

稲葉裕子選手[安女]

伊藤友美選手[帝京安積]