教育福島0179号(1994年(H06)06月)-039page

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わたしの学校・ぼくらの活動

 

教育活動の中にJRC精神を生かして

いわき市立藤間中学校

本校は平成五・六年の二年間、学区内の高久小・夏井小と共に青少年赤十字研究推進の指定を受けました。

指定以来、三校が連携をとり、研究計画や方針等共通理解を図り、共通主題「自ら学ぶ意欲をもち、主体的に活動する児童・生徒」の下に本校主題「実践的活動を通して生徒の自主的・自発的態度の育成」をめざし研究に取組んでいます。そのため教育目標達成の過程でJRCの基本理念「気づき、考え、実行する」場面を設定し、生徒会を中心に実践にうつしています。具体的には挨拶運動の継続、三校PTA新聞による啓発、海浜清掃等の共通実践事項の他に本校独自の徳風園訪問、交通指導等を行っています。

これらの活動を通して、自主的態度や奉仕の心等望ましい変容が期待される所ですが、十月二十日の研究発表も成功させたいと思います。

 

英語って楽しいな−ALTとの交流−

 

英語って楽しいな−ALTとの交流−

いわき市立中央台北小学校

「先生、ぼくの英語通じたよ。」英語での質問が通じて、答えを返してもらったとき、子供たちから思わず飛び出た言葉でした。

本校は、平成四年度から市の国際理解教育推進校の指定を受け、児童の国際理解に対する意識を高めることをねらいとして研究を進めています。その一環としてのALTの先生との交流会は、子供たちにとって楽しみな活動のひとつです。

交流会での活動はもちろんのこと自己紹介を英語で考えたり、ALTの先生に贈るプレゼントを作ったりする活動に、子供たちは生き生きと取り組んでいます。

この活動を通して、英語に親しむ素地や異文化への理解のきっかけができたことが、大きな成果です。

 

個性を生かす選択教科

 

個性を生かす選択教科

いわき市立植田中学校

本校では、個性の伸長と自ら学ぶ意欲の育成を具現するために、平成四年度から選択教科の実施コースを増設し、現在、二学年では四教科十一コース、三学年では八教科十八コースの中から、生徒一人一人が自分を生かせるコースを選び、学習しているところです。

実施するにあたって配慮したことは、生徒の第一希望を必ず取り入れるように努力すること、生徒の要望を生かすために、設備、機器を充実させていくこと、意欲や関心を引き出すための、生徒の側に立った学習内容を考えていくことなどでした。

今後は、生徒全員が課題意識を持ち、より高度な学習課題に一人一人が積極的に取り組むことができるように、ふだんの教科の授業で、基礎基本の定着を一層図り、学ぶことの楽しさを十分に味わわせることが課題として考えられています。

 

 

 

 

 


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