教育福島0185号(1995年(H07)02月)-026page

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事業概要

  

−研究・研修の充実をめざして−

  

教育センター

  

 

  

はじめに.

  

教育センターでは

  

・教育関係職員の研修

  

・教育に関する専門的・技術的事項の調査研究

  

・情報化教育及び情報教育

  

・教育相談

  

・教育に関する図書及び資料の作成

  

収集と活用に関する事業を行っています。

  

教育センターでは、県第四次長期総合教育計画に基づき、学習指導要領の「新しい学力観に基づく学習指導の在り方」「個性重視の教育の推進」等を踏まえて事業を実施し、研究・研修の成果を県内小・中・高等学校の教育実践に生かせるよう努力します。

  

事業概要は次のとおりです。

  

一、研修事業

  

平成七年度福島県公立学校教職員現職教育計画に基づいて教育センターで実施される研修は、基本研修と専門研修があります。各研修では、学習指導要領に基づき、内容を工夫して一層の充実を図り実施されます。

  

(一) 基本研修基本研修は、新任教員対象の初任者研修(高校は前・後期の二回)、教職経験五年教員対象の経験者研修1)、教職経験十年教員対象の経験者研修2)(前・後期の二回)があります。初任者研修、経験者研修1)、経験者研修2)(前期)は二泊三日の日程で、教育指導を中心に、教育相談・情報教育などを組み入れて、新しい学力観に立った内容を、講話・講義、実習・演習や研究協議等を通して研修します。

  

経験者研修2)(後期)は七年度より新設され、一泊二日の日程で、情報教育中心の研修になります。

  

1) 初任者研修

  

この研修は、教員としての基礎となる教職教養と実践的指導力を深め、資質の向上を図ることを目的とします。七年度の受講予定者は次のとおりです。

  

・小学校 三班編成 二三七名

  

・中学校 二班編成 一八六名

  

・高校学校 二班編成 一四〇名

  

2) 経験者研修1)

  

この研修は、教科等の指導力や生徒指導に関する指導力の深化を図るとともに、職務遂行能力の向上を図ることを目的とします。七年度の受講予定者は次のとおりです。

  

・小学校 四班編成  三九九名

  

・中学校 二班編成 二二九名

  

・高等学校 二班編成 二〇〇名

  

3) 経験者研修2)(前期)

  

この研修は、教育全般にわたる広い視野に立ち、教科経営や校務分掌のリーダーとしての力量の向上を図ることを目的とします。七年度の受講予定者は次のとおりです。

  

・小学校 三班編成 二八六名

  

・中学校 二班編成 二〇七名

  

・高等学校 一班編成 一一五名

  

4) 経験者研修2)(後期).

  

この研修は、パソコンの基本的操作と応用、基本的な教材作成の手順とその理解を目的とします。

  

(二) 専門研修

  

教育センターで行う専門研修は、専門研修Hと皿があり、教科等の指導力の深化や専門性の向上を図ることを目的とします。時代のニーズと社会の変化に対応した教育を目指して、多様な講座を開設します。

  

1) 専門研修2)

  

この研修は、実験・実習・実技・演習を行う教科、道徳・特別活動、生徒指導・教育相談、情報教育を中心にした講座、校長対象の学校カウンセリング運営講座があります。

  

七年度は、校種共通十一、小学校四、中学校四、高等学校十五の合計三四講座で、一、二四九名を対象に行います。

  

2) 専門研修3)

  

この研修は校種共通で、教頭対象の学校経営A、教務主任等対象の学校経営B、中堅教員対象の教育研究法の三講座があります。いずれも三期にわたる延べ九日間の断続研究を主とした研修で、合計九八名を対象に行います。

  

二、研究事業

  

教育センターでは、学校教育の今日的課題や教育行政に資する研究を目指して先導的・専門的に研究しています。その一は「プロジェクト研究」です。これは、平成六年度の継続研究として進めていきます。その二は「部研究等」です。これは今日的教育研究の動向を踏まえ、学校教育の進め方等に資する研究課題を追究していくものです。その三は「個人研究」で、自らの資質向上を目指して取り組む研究です。

  

□プロジェクト研究の概要

  

(一) 「教科内容診断テスト研究開発」

  

各学校の学習指導の工夫改善を支援するため平成六年度は小五、中

 

 

 


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