教育福島0186号(1995年(H07)04月)-036page
ふくしま国体の成功を期して
県競技力向上対策本部
平成七年度事業計画・強化基本方針決まる
「ふくしま国体」総含優勝を目指して
第五十回国民体育大会福島県競技力向上対策本部の本部委員会が、去る三月十七日福島市の建設技術会館で開催されました。
会議では、平成七年度の事業計画や予算、強化の基本方針が決定されました。
平成七年度は、「ふくしま国体」の総決算となる夏季・秋季大会が開催されることから、強化事業の拡充を基本に、より一層の競技力向上に努めていくことが確認されました。
また、平成七年度体育・スポーツ団体調整会議が、「ふくしま国体」指定監督・コーチ約四〇〇名の参加のもと、四月二十四日郡山ユラックス熱海において開催されました。
会議では、先の本部委員会で決定された事業計画や強化基本方針を受け、各競技ごと今後の具体的な強化対策等について話し合いが行われました。
池田敬子先生の講演
会に先立ち、日本体育大学教授で日本体操協会理事を務めておられる池田敬子先生による「めざせ総合優勝!」という題で講演がありました。
参加した監督・コーチは、メルボルン、ローマ、東京の各オリンピックに三回連続出場されるなど輝かしい実績に裏づけられた先生の講話に熱心に耳を傾け、改めて「ふくしま国体」総合優勝への決意を新たにしました。
平成七年度強化基本方針
一、各競技団体の責任体制の確立を図り、一丸となった強化事業の推進に努める。
二、少年種別の強化対策に万全を尽くす。
三、いかなる場面に遭遇しても実力を発揮できるよう、練習の質・量を高めるとともに、メンタルトレーニングの継続的な実施により、精神的にもたくましい選手の育成に努める。
四、各都道府県のあらゆる情報を収集し、的確な敵情分析と戦法・戦術の確立に努める。