教育福島0186号(1995年(H07)04月)-048page
福島県奨学生を募集
福島県教育委員会では平成七年度奨学生を次により募集します。
一、募集人員および奨学生の種類
大学奨学生、九十名程度
高等学校、高等専門学校奨学生
十五名程度
※いずれも原則として平成七年度入学者
二、応募資格
(1) 高等学校(福島県内に所在するものに限る)、高等専門学校又は大学に在学し、品行が正しく、学術にすぐれ、身体が強健であること。
(2) ア 高等学校又は高等専門学校に在学している者は、福島県内に引き続き六ヵ月以上住所を有するものであること。
イ 大学に在学している者は、左記のいずれかに該当し、大学に入学するまで又は大学に入学の目的をもって住所を移転するまで、福島県内に引き続き六ヵ月以上住所を有していた者であること。
〇福島県内に所在する高等学校を卒業した者。
〇大学入学資格検定規定(昭和二十六年文部省令第十三号)による大学入学資格検定に合格した者で、合格当時福島県内に住所を有していた者。
(3) 経済的理由により修学が困難であると認められるものであること。
(4) 在学する学校の長の推薦を受けた者であること。(学力、収入が推薦基準を満たすこと。)
(5) 国又は他の団体から同種類の奨学資金の貸与又は給与を受けていない者であること。
三、貸与月額
大学奨学生
国公立月額 三〇、○○○円
私立 月額 三五、○○○円
高等学校・高等専門学校奨学生
国公立月額 一三、○○○円
私立 月額 一七、○○○円
四、貸与期間
平成七年四月分より在学する正規の修業期間
五、出願期間及び申し込み先
〇平成七年四月十七日より六月三十日まで
〇申し込みは在学する学校へ
※なお、詳しくは高等学校教育課へお問い合せください。(電話〇二四五−二一−七七七五)
チャイム
アフリカに魅せられて
幕田順子
私は、昭和六十年から三年間アフリカのザンビア共和国に青年海外協力隊員として、現地の公立中高等学校で理科と化学の教鞭をとっていました。
私は、教育学部の卒業と同時にこの協力隊に参加したため、殆ど教育現場を知らないままでの教師生活で、何もかもが新鮮でした。何といっても生徒たちの目がキラキラ輝いているのです。真剣に私のつたない英語での授業を聞いています。質問もたくさん。元気に手を挙げて私に指されるのを待っているのです。
でも、彼らの教育環境は決して快適なものではありません。一つの机を二人で使ったり、膝の上でノートを取ったり。また、黒板もコンクリートの壁を緑に塗ったものであったり。第一彼らは教科書を持っていません。高価で一般では購入できないからです。そこで彼らは教師の板書を必死に写して自分の教科書を作ります。それでも学校に来ている生徒はまだいい方です。ノートが買えない、制服が買えないといった子どもたちは、いくら授業料が無料でも学校に行けないのですから。
そんな厳しい環境の中でも、一生懸命逞しく生きているザンビアの子どもたちのあの明るさ、純朴さ、活力を思い出すたびに、自分の心が洗われます。
((財)福島県国際交流協会)
銃砲刀剣類登録審査会の開催
警察署に発見届出された銃砲刀剣類の登録審査会を左記のとおり開催します。
一、審査日及び会場
・平成七年五月十一日(木)……県いわき合同庁舎
・平成七年六月二十九日(木)……県郡山合同庁舎
・平成七年九月七日(木)……県会津若松合同庁舎
・平成七年十一月十六日(木)……県郡山合同庁舎
・平成八年一月十八日(木)……県庁東分庁舎
・平成八年二月十五日(木)……県郡山合同庁舎
二、審査時間
午前十時〜正午
午後一時〜午後三時
三、登録審査会に持参するもの
・発見届をした銃砲または刀剣類
・発見届出済証・登録申請書
・印鑑
・登録審査手数料(福島県収入証紙)一本につき五、二〇〇円
四、その他
登録について、所定の手続きを怠ると不法所持になることがありますので、速やかに手続きをしてください。