教育福島0188号(1995年(H07)07月)-035page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

教育相談の実施運営及び学級担任等への指導助言に必要とされる理論と技術について研修を行い、その指導力を高めることを目的とします。

(二) 講座の対象

学校カウンセラー(中級)講座修了者を対象とします。

(三) 講座の定員、期日

・定員 二六名[小学校一一名、中学校七名、県立学校(高校・養護学校)八名]

・期日 六月七日〜六月九日

一〇月二四日〜一〇月二六日

一月二四日〜一月二六日

(九日間・断続研修)

(四) 講座の内容

〇講義・演習

・行動療法

(筑波大学名誉教授 内山喜久雄)

・グループ面接の実際

(東京都立大学助教授 加藤美智子)

〇研究協議

・事例研究 等

 

学校カウンセリング運営講座

 

(一) 講座の目的

学校における生徒指導上の諸問題や教育相談のあり方等について、研究協議や情報交換を行い、生徒指導の運営改善に役立てることを目的とします。

(二) 講座の対象

小中学校、県立学校(高校・養護学校)の校長を対象とします。

(三) 講座の定員、期日

・定員 二五名[小学校一〇名、中学校八名、県立学校(高校・養護学校)七名]

・期日 八月七日〜八月九日(三日間)

(四) 講座の内容

〇研究協議

・学校教育相談における校長の役割

(日本学校教育相談学会会長 小泉英二)

・学校経営と生徒指導

(文部省教科調査官 渡部邦雄)

・これからの生徒指導 等

 

学校カウンセリング講座

 

(一) 講座の目的

巡回面接相談等の推進に必要な教育相談に関する実践的な研修を行い、その指導力を高めることを目的とします。

(二) 講座の対象

小中学校の巡回教育相談員(教員)と県立高等学校の兼任教育相談員(教員)を対象とします。

(三) 講座の定員、期日

・定員 二五名[小学校一〇名、中学校九名、県立高等学校六名]

・期日 五月二四日〜五月二六日

(四) 講座の内容

〇講義・演習

・不登校児に見られる精神疾患

(福島県立医科大学講師 星野仁彦)

〇研究協議

・事例研究 等

 

おわりに

学校カウンセラー関係講座は、毎年受講希望者が多く、希望者全員に受講していただけないのが現状です。

最後に、これまで受講された先生方の感想をご紹介します。

・教師のちょっとしたしぐさや対応が生徒にどのような影響を及ぼすか、あらためて再認識させられました。

・毎日、生徒への対応に追われ、自分を見失いがちでした。ロールプレイで「生徒」の立場を味わいながら、自分の姿を見つめることができ、たいへん有意義な機会でした。

・演習を通して、子どもへの対応について、あらためて気づかされたことが多く、学校に帰って明日から授業や生徒指導に活用してみたいと思います。

・「カウンセリングマインド」は大切なことですが、実践するのはとても難しいと感じています。

毎日の生徒との関わりに今回の研修を十分に生かし、頑張りたいと思います。

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。