教育福島0191号(1995年(H07)11月)-039page

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平成七年度 教育・文化関係表彰式

五百十名、十三団体・施設を表彰

 

かぐわしい菊の薫りが漂う文化の日に、平成七年度教育・文化関係表彰式が福島県文化センターで盛大に開催されました。

表彰式には、佐藤栄佐久知事、吉田彌県教育委員会委員長をはじめ多数の来賓者の臨席のもと、文化功労賞受賞者である杉本栄夫氏・山崎義人氏、各種功労者、同団体・施設、公立学校永年勤続教職員等の表彰受賞者等、五百余名が出席しました。

式典は午前十時、岩本健吾総務課長の開式の辞、新妻威男県教育委員会教育長の式辞に続いて、佐藤知事が「皆様のご功績は、本県の将来をさらに繁栄に導く輝かしいものであり、深く敬意を表する次第である」とあいさつして、受賞者を讚えました。続いて吉田県教育委員長が「表彰の栄誉に輝く皆様には、豊かな経験と優れた実績をお持ちの先達として、本県の教育、文化、スポーツの限りない向上と発展のために、今後ともなお一層のご尽力を賜りたい」とあいさつを述べられました。

 

式辞を述べる新妻県教育長

 

式辞を述べる新妻県教育長

 

次に表彰に移り、文化功労者には佐藤知事より、各種功労賞受賞者等には新妻県教育長より表彰状と記念品が贈られました。また、併せて第四十八回福島県文学賞の表彰も行われ、文学賞に輝いた馬目単氏(俳句部門)をはじめ、各部門で準賞、奨励賞、青少年奨励賞を受賞した二十二名に表彰状と賞金が贈られました。(なお各種表彰受賞者、同団体・施設は本誌十月号で紹介してあります)

 

全日本健康推進学校表彰

東山小(会津若松市)栄光に輝く

 

全日本健康推進学校表彰の中央表彰式が十一月三日、東京・築地の朝日新聞東京本社で行われました。

本県からは、会津若松市立東山小学校が栄えある「すこやか賞」を受賞しました。席上、中江朝日新聞社社長から賞状を授与されたのは児童代表の五十嵐隼一君(体育委員長)と武野睦さん(JRC委員長)。

東山小学校の功績の一部を賞状の文面から抜粋して紹介します。

〜教職員と地域や家庭の人々が協力し独自の工夫と努力で心もからだもすこやかな児童を育てています。特に地域性を尊重し体験を重視する多様な活動には健康教育の実践として見るべきものがあります。〜

その後、皇太子ご夫妻をお迎えして行われた記念祝賀会では、児童代表の「ふくしま国体のご印象は」との質問に、笑顔でやさしく「国体・身スポ大会共に大変素晴らしく、感動的でした」とのお言葉を賜りました。

表彰式に同行された山ノ内ワグリ校長先生は、今回の受賞に対し、「今回の受賞は、学校・家庭・地域が三者一体となって取り組んできた成果が評価されたのだと思います。大変名誉なことです。

今後益々『健康教育』は重視されてきます。今回の受賞を励みとして一層健康教育の実践に努めていきたいと思います。なお、今回の実践活動は『ふくしま国体』とともに同時進行で推進してまいりました。陰で支えていただいた多くの皆様に感謝いたします」と述べられました。

 

 

 

 

 


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