教育福島0192号(1996年(H08)01月)-039page

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切な選定ができるよう配慮しております。

(三) 機能

学習指導等に必要なソフトウェアを収集、整理、保管し、小学校・中学校・高等学校等の全ての校種の教職員を対象として展示するとともに、それらの中から必要なソフトウェアを検索し、試用することができます。

教師が、授業展開を想定しながら、ソフトウェアの内容をチェックし、カタログや体験版ソフトウェアでは、見極めが困難な点まで評価することができます。さらに、教師にとって良質なソフトウェアを選択する目を養うことにもなります。

また、将来的には「国立教育会館」をソフトウェアライブラリの総合センターと位置付け、お互いの情報提供や研究協力も行う準備が進められています。

 

三、おわりに

 

ここ一、二年のわずかの間に、マルチメディア化、ネットワーク化が急速に普及し、今や新たな段階の高度情報化時代を迎えています。学校でも、ますます情報教育を適切に行っていく必要があり、このための充実した条件整備が望まれています。

このような中で、ライブラリセンターは、教職員に対する研修講座等を実施したり、教師の自主的研究・研修活動の場として効果的に利用されるものです。

教職員が主体的に情報および情報手段を選択し、活用していくための基本的な資質を高めることにより各学校の情報教育がさらに活性化し、児童生徒の情報活用能力の育成が図られるものと考えられます。

今後は、将来設置される教育情報ネットワークの教育情報の一つとして、重要な役割を果たすものと考えられます。先生方の積極的な利用・活用をお願いいたします。

 

福島県教育センター

ソフトウェアライブラリセンター

(平面図)

 

 

 

 

 


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