教育福島0195号(1996年(H08)06月)-016page

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ス」を設置し、環境制御等の先端技術を利用した施設園芸・高品質の和牛の育成等の新しい技術を習得させ、時代にあった農業経営者及び農業にかかわる業務に従事する技術者を育成します。

専門科目→農業基礎、農業情報処理、総合実習、課題研究、

(施)果樹、施設園芸、環境制御

(栽)農業機械、作物、畜産

 

(2) 生物工学科

農業分野の細胞培養、微生物、酵素利用等のバイオテクノロジーに関する基礎的・基本的知識・技術とエレクトロニクスを利用した環境制御等の先端技術を習得させ、時代にあった農業経営者及び関連の業務に従事する技術者を養成します。

専門科目→農業基礎、農業情報処理、総合実習、課題研究、応用微生物、環境制御、生物工学基礎、生物工学2)、生物工学3)

 

(3) 環境土木科

 

(3) 環境土木科

土木各分野においてハイテク機器を利用した測量、設計等の技術には目を見張るものがあり、人間に健康とやすらぎを与える緑地環境の保全や確保が課題となっている今日、農地の保全、地域開発及び緑化等に関する基礎的・基本的知識・技術を習得させ、土木関連産業に従事する技術者を育成します。

専門科目→農業基礎、農業情報処理、総合実習、課題研究、測量、農業土木設計、農業土木施工、農業水利、緑化計画

 

(4) 食品科学科

食品産業が発展する中、安全な食品への関心が高まり、食品関連産業の技術者の養成が必要となってきていることから、これまでの、食品の成分分析だけでなく、食品の加工、貯蔵、品質管理、食品衛生等の基礎的・基本的知識・技術を習得させ、食品関連産業の分野に従事する技術者を育成します。

専門科目→農業基礎、農業情報処理、総合実習、課題研究、食品製造、食品化学、応用微生物

 

(5) 生産情報科

 

(5) 生産情報科

コンピュータを活用して農産物の生産、販売、流通の情報を適切に処理できる能力・態度を養い、産業経済の変化に対応し、柔軟性を備えた人材の養成が必要なことから、情報機器を駆使した経営管理等の基礎的・基本的知識・技術を習得させ、関連産業分野に従事する技術者を育成します。

専門科目→農業基礎、農業情報処理、総合実習、課題研究、農業経済、農業会計、食品流通

 

県内初の総合選択制高校

福島農蚕高校は学科改編し、前述のように七学科から五学科になりますが、その際、大幅な選択制を取り入れ、県内では初の「総合選択制高校」となります。総合選択制とは、学科の枠を超えて教科・科目を選択履修できる制度です。本県においては、複数の学科を持つ専門高校の場合、他の学科の教科・科目は履修できないのが一般的でしたが、福島農蚕高校では、生徒の多様な学習ニーズに応え、社会の変化に柔軟に対応できる幅広い知識と技術を持った職業人を育成する観点から、県内では初めて総合選択制を採用しました。

生徒が、学科の枠を超えて選択履

 

(表1)自由選択科目

数学2)、リーディング、食物、保育、栽培環境、農業経営、農業機械、生活園芸、文書処理、農業情報処理、食品製造機器、作物、果樹、畜産、測量、農業土木設計、農地開発、生物工学基礎、食品流通、食品加工、施設園芸、環境制御、緑化計画

(一部学科に限定の科目もあり。)

 

 

 


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