教育福島0197号(1996年(H08)09月)-048page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

平成八年度県健康推進学校表彰式

 

福島県健康推進学校表彰式は、八月二十八日福島市の杉妻会館で行われました。

表彰式では、審査員を代表して上野文彌県保健所長会長から審査結果が報告され、続いて渡邊貞雄県教育委員会委員長が、優秀校に選ばれた郡山市立桜小学校、会津若松市立東山小学校、会津高田町立永井野小学校、白河市立白河中央中学校に県教育長賞の賞状と盾を贈り表彰いたしました。

さらに、小学校優秀校には朝日新聞社賞の盾が天野福島支局長から、中学校優秀校には河北新報社賞の賞状と盾が阿部福島総局長から贈られました。

受賞校を代表して、郡山市立桜小学校の芳賀理恵子さんがお礼のことばを述べ、さらに、今後の健康推進活動への積極的な取り組みについて決意を表明しました。

 

謝辞 郡山立市桜小学校芳賀理恵子さん

 

謝辞 郡山立市桜小学校芳賀理恵子さん

 

なお、努力校は次のとおりです。

《小学校の部》

河東町立河東第三小学校、霊山町立大石小学校、浅川町立山白石小学校、大信村立信夫第一小学校、下郷町立江川小学校

《中学校の部》

いわき市立入遠野中学校

 

実習助手採用試験

 

実習助手は、県立学校において、実験又は実習について、教諭の職務を助けることを職務とします。

県教育委員会では、平成九年度福島県立学校実習助手採用候補者選考試験を次により実施いたします。

◇志願者の資格

短期大学を卒業した者(卒業見込みの者を含む)並びにこれと同等以上の資格あるいは経験を有する者

(※詳細は募集要項に記載)

◇募集教科・科目及び人数

理科、水産(水産食品・情報通信)、工業(電子)、商業について各教科若干名

◇選考試験の期日

平成八年十一月十三日(水)

(筆答試験及び面接)

◇出願書類の申込み

あて先及び郵便番号を明記した角型二号封筒に返信用切手(一三〇円)を貼付のうえ、次に申し込む。

〒960-70 福島市杉妻町二の十六

福島県教育庁高等学校教育課

管理班 「募集要項請求」と朱書

◇出願期日 平成八年十月一日(火)〜十一日(金)

◇問い合わせ

福島県教育庁高等学校教育課管理班

TEL〇二四五-二一-七七七七

 

チャイム

 

ボランティア

村山靜枝

 

く、ボランティアが学校教育の中で重要な位置を占めていることが伺われます。

 

今年で三度目となったタイ・サマービルディングプログラム。古着の収益金を利用してタイに縫製・溶接などの技術トレーニングのための校舎を建設します。現地の人々と寝食を共にし、労働を提供しようと今年も十六名の参加者がありました。特に中・高・大学生の参加が多く、ボランティアが学校教育の中で重要な位置を占めていることが伺われます。

なぜ参加しますかと尋ねると「将来福祉の仕事につきたいから」「人の役に立ちたい」「困っている人を助けたい」「新しい経験をしたい」などの答えが返ってきました。十代、二十代の若者が、人の役に立ちたいと思う心は美しいものです。しかし、ボランティアは奉仕・他人の為と、一段と高い所から見ているように思われました。

元来ボランティアとは、自分から進んでするということから始まります。外国では授業中、先生が黒板に問題を出し、誰かボランティアしませんかという問いもしばしばあります。ボランティアには、与える側と受ける側の効果があります。それはまた、より良い地域社会を形成する要素となります。

ボランティアとは一つの社会参加の形です。いつの間にか社会から分離し、世代間の交流の少ない若者たちにとって、そこは、社会に旅立つための学びの場所となります。

(ザ・ピープル代表)

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。