教育福島0199号(1996年(H08)11月)-004page

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文化の窓

県立博物館平成8年度第4回企画展

近代子どもの世界

学校の内と外

会期

1月18日(土)〜3月23日(日)

休館日

毎週月曜日 祝日の翌日(2月12日・3月21日)

観覧料

一般・大学生=500円(400円)高校生=300円(220円)小・中年生=200円(130円)

※学校団体は事前の申請により(1週間前)減免措置を受けることか出来ます。どうぞご利用ください。

この企画展では、日本近代の子供文化について概観します。学校の内とは、制度としての学校。学校の外とは、一つは放課後の生活、家庭や地域社会での生活。もう一つは、小学校卒業後の進路に関わることです。

子供は、この学校の内と外で、大人たちと子供同士から刺激されて成長します。その中で、特に子供向け読み物(雑誌や本)の役割を考えてみたいと思います。

取り上げる時期は、学制期から教育勅語体制下の国定教科書の前半の時代を中心としますが、資料によっては、大正期、昭和期におよぶ場合もあります。

なお、展示会図録には、平成8年度大仏次郎賞を受賞した文化人類学者山口昌男氏の学校や子供文化に関する論文が掲載されます。−プロローグ描かれた子供の遊び−

(1)子供と小学校小学校と教科書の移り変わり

(2)子供の放課後子供向け雑誌や本の移り変わり

(3)小学校を卒業したら働く子供、勉学する子供、立身出世と受験の考え方の移り変わり

(4)子供文化と福島県出身者石井研堂・濱田四郎兄弟、渡辺敏・浅岡一兄弟、山川浩・健次郎兄弟、若松賎子など

エピローグ−研堂の子供時代の思い出−

石井研堂錦絵コレクション昇斎一景「リードル をしへぐさ」明治

石井研堂錦絵コレクション昇斎一景「リードル をしへぐさ」明治初年

巌谷小波編著『少女世界』第1巻第2号 博文館1906年(明治39年)

巌谷小波編著『少女世界』第1巻第2号 博文館1906年(明治39年)10月

石井研堂編著『実業少年』第5巻第6号 博文館1911年(明治44年

石井研堂編著『実業少年』第5巻第6号 博文館1911年(明治44年)5月

川端龍子画「少年未来旅行双六」(『日本少年』新年付録)1918年(大正7

川端龍子画「少年未来旅行双六」(『日本少年』新年付録)1918年(大正7)1月


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