教育福島0204号(1997年(H09)07月)-043page

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おしらせのページ

 

教育委員会教育長に杉原陸夫氏が就任

渡邉貞雄教育長は出納長、高城俊春教育次長は県立福島高等学校長に

 

平成八年六月十九日に開催された定例県議会において、渡邉貞雄教育長が六月二十二日付けで県出納長に就任することが同意されました。渡邉貞雄教育長は平成八年四月に県総務部長から教育長に就任し、県の教育行政に卓越した手腕を発揮なされました。

それに伴い県教育委員会は、六月十九日に渡邉貞雄教育長の退職、県教育長に県立福島高等学校長の杉原陸夫氏と県立福島高等学校長に教育次長の高城俊春氏を起用する人事異動を発表し、教育委員会室で辞令交付式を行いました。

六月二十三日付けで就任した杉原陸夫教育長は、昭和三十九年に県教員に採用され、その後は県立四倉高等学校長、教育庁高等学校教育課長、教育庁教育次長、県立福島高等学校長の要職を歴任しています。教育職からの登用は平成元年三月以来のことです。また、高城教育次長の移動による教育職の教育次長ポストは空席となりました。

杉原陸夫教育長は、「常に、諌言・苦言・直言を傍らに置き、多くの皆さんからの言葉に広く耳を傾けながら咀嚼(そしゃく)し、適時適切な教育行政を心掛けていきたい」という凛とした姿勢を示しながらも、明るくにこやかに責務を果たしております。

 

平成9年度

 

平成9年度

県芸術祭行事案内

 

福島県の芸術文化の振興を目的として、毎年、九月から十一月を中心に県内各地で開催されている福島県芸術祭は、今年で三十六回目を迎え音楽、美術、文学、舞踊などさまざまなイベントが福島県の芸術文化の実りを競うように繰り広げられます。

主催は、福島県芸術文化団体連合会、福島県教育委員会、福島県、それに県内六方部(県北、県中、県南、会津、相双、いわき)の各市町村教育委員会と同市町村が順番に重点地区として加わります。今年は県中方部が重点地区となります。

開幕行事は、県中地区実行委員会が中心となり、「伝統文化の継承と花かつみの調べ」をテーマに九月七日(日)郡山市民文化センターを会場に開催されます。

郡山市柳橋地区に伝わる「柳橋歌舞伎」や「開成大神宮太鼓」、ガールスカウト花かつみマンドリンクラブの演奏などが予定されています。

芸術祭のイベントには、主催行事と参加行事とがあり、それぞれ実施を希望するものの中から、県芸術祭運営委員会の承認により決定されます。両行事の基準は次のとおりです。

【主催行事】1)全県組織の文化団体が実施する行事、2)重点地区の広域的文化団体連絡協議会等が実施する特に優れた行事、3)県が実施する行事、4)市町村が実施する特に優れた行事

【参加行事】1)広域にわたる組織を持つ団体が主催する芸術文化行事で一般県民に公開するもの、2)一市町村内の団体が主催する芸術文化行事で一般県民の参加があり、かつ広域にわたり一般県民に公開するもの、3)前記1)2)にかかわらず内容的に特に優れ、本県芸術文化の振興に寄与するものとして県民に推奨しうる芸術文化行事

今年の芸術祭行事を御紹介いたします。

 

 

 


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