教育福島0204号(1997年(H09)07月)-052page
ふくしまの学校建築
喜多方市立第二中学校
喜多方市立第二中学校は、昭和30年代建築の木造校舎の老朽化により平成6、7年度に改築しました。
外観は、ホープ計画(地域住宅計画)による蔵の町並みのイメージを取り入れるとともに、積雪時の安全性にも配慮しています。
校舎の中心となる1階には、多彩な教育活動を可能とする2層吹き抜けの扇形の多目的ホールを設けました。
中央東側には3階建ての円形校舎を配し、1階は屋外テラスとして利用できるピロティ、2階は図書室、3階は音楽室という構成です。
内部には木を多く便用して温かみとやすらぎを得られrるようにしました。
屋内運動場にはクラブハウスを併設し、地域住民に開放できるようにミーティング室、器具室、更衣室、身障者用玄関、トイレを設置してあります。
(学校規模13学級、生徒数439名)
円形音楽室
西側全景